【お尻の深層部までほぐれるヨガ】腰痛にも効果アリ!凝り固まった股関節×お尻に効く「ハトのポーズ」
座ったり、立っていたり、ずっと同じ姿勢が続いていると腰からお尻にかけて違和感や重だるさを感じる人も多いのではないでしょうか。今回は意外と凝りやすい「お尻」に効かせるハトのポーズをご紹介します。お尻がほぐれることで、血行は促進されて腰周りがすっきりしたり、冷え改善の効果も期待できますよ。
腰痛はなぜ起こる?
腰痛は長時間同じ姿勢を続け、腰や背中の筋肉が緊張し続けたときに起こりやすくなります。これは股関節やその周辺の筋肉の柔軟性が失われてしまうことにも一因があると考えられています。
腰痛に関係のある筋肉は背骨から股関節にかけて繋がっているため改善するには腰だけでなく、その周辺の筋肉をほぐす必要があるのですね。
股関節×お尻のストレッチで腰痛改善!
お尻は腰にも股関節にも関りがある重要な場所。座っている時間が長いと圧迫され続け血流が悪くなったり、立ちっぱなしだと緊張し続けて筋肉が硬直してしまったりします。
そこで、一日の終わりに是非取り入れてほしいのが「ハトのポーズ」です。
- 四つ這いの姿勢から始める
- 右膝を右手首の内側につき、かかとは左脚の前に置く
- 左脚はまっすぐ後ろに伸ばす(つま先まで一直線になるように)
ポイント:左脚の付け根をマットに近づける意識をする。
余裕がある人は前屈し、5呼吸ほどキープする。
ポイント:曲げている脚の方に体重が乗りやすいが、左右均等に体重をかけること。
さらにお尻の伸びを感じたい人は…
前に出した足の脛をマットと平行になるように置き、かかとを押し出して足裏をフラットにしてみましょう。
さらにお尻の深層部にアプローチすることができます。
余裕がある方は前屈をします。肘をついた状態でも構いません。刺激が強くなるため、痛みを感じる人は前足の角度を調整して「イタ気持ちいい」ところを見つけましょう。
痛みの周辺からアプローチを
痛みを感じるとどうしてもそこばかりに目が行きがちですが、関わっている周辺の筋肉からアプローチしてみることも一つの手段です。
また、生活習慣の中でも特に「運動不足」と「喫煙」と「ストレス」が腰痛と関連しているといわれています。日頃からヨガをして、運動不足やを解消し腰を支える筋力を強化しつつ、ストレスケアもしていきましょう。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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