【相談】「疲れやすく1日の終わりにはぐったりしてしまいます。歳のせい?」#毒出し保健室

 【相談】「疲れやすく1日の終わりにはぐったりしてしまいます。歳のせい?」#毒出し保健室
Photo by Kinga Cichewicz on Unsplash

アーユルヴェーダの中で大切にされている考え方をシンプルに言うと、"体に毒を溜めない/毒を排出する"という『毒出し』。 「大きな声ではちょっと言えない」「身近な存在の人には知られたくない」と言った悩み事を抱えていませんか? 体調や心の悩み、人間関係やら恋愛、夫婦やパートナー間のあれこれまで、皆さまの悩ませている毒を溜めずに排出するべく、アーユルヴェーダアドバイザー/ヨガ講師の桑子麻衣子がアーユルヴェーダとヨガの智慧をベースにお悩みに答えます!

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【今回のお悩み】「1日の終わりにはグッタリ…疲れやすいのは歳のせい?」

「以前はそこまで気にならなかったのですが、ここ最近とても疲れやすくなったように思います。夕方頃にはエネルギーが切れて、フラフラになりながら会社から帰宅すると何もやる気が起きません。ご飯を作る気力もなく、何も食べないかコンビニやスーパーの惣菜で済ませることも珍しくありません。また、何も食べなくても「仕事を1日中頑張ったのだから」とご褒美として、必ず甘いスイーツを必ず食べます。その後、テレビを見たり、SNSをソファーでゴロゴロしながら見て、いつの間にか寝てしまい朝を迎えることも。そうすると必ず、朝から体がダル重いです。20代の頃は「寝れば回復する!」または「寝ないでも大丈夫!」なんて思っていましたが…疲れやすい体質は、歳を重ねたせいなのでしょうか…?」(30代前半 会社員 女性)

アーユルヴェーダアドバイザーから3つのアドバイス

休息の方法を見直してみよう

年齢を重ねるごとに、わたしたちの体や心も変化していきます。20代の頃は大丈夫だったことが、30代に入ってから無理を感じるようになったというのは自然なこと。大切なのは、しっかりそれを受け止めて年齢に合わせたケアをしていくことではないでしょうか。

相談者さんは、1日に終わりには疲れてしまうことですので仕事からの疲労感として体に毒素が溜まっているサインかもしれません。そんな時はシンプルに休息が必要。

テレビやSNSを見る代わりに、入浴をしたり、もし余力があれば温めたセサミオイルでマッサージするのも効果的です。1日の頑張った体と心は、緊張状態で硬さや冷えを感じているかもしれません。自分の手を使って温めながら自分をお手入れすることで身も心も安心して披露が抜ける感覚があるかもしれません。

消化に負担のかからない食べ物を選ぼう

夜の時間帯は消化力がそこまで高い時間ではないので、消化に負担のかからない食べ物がおすすめ。

コンビニやスーパーの惣菜、またスイーツは消化に負担がかかる恐れがあるので、なるべくなら控えたい食べ物です。朝からダル重さを感じる原因になっている可能性大。疲れた時にはスイーツを食べたくなる気持ちはわたしもよく分かりますが、できるだけ自然の甘みを選ぶようにすると次の日に響かないかと思います。

体の中に疲れとして溜まった毒素の排出を促してくれる生姜を入れたハーブティーに黒砂糖や甘草、ハチミツなど自然の甘みを加えてゆっくり味わってみるのもアリかと。その他にも、お芋を蒸かしたものなどは、自然の甘みと、満足感を与えてくれます。準備するのに、そこまで手間もかからいのでおすすめです。

朝ダル重い場合は「熱めのお風呂」で応急処置

相談者さんの場合は、しっかり休息が取れていない時、また消化に負担のかかる食べ物を食べた場合は、朝にダル重さを感じるのではないでしょうか?そうならないように、まずは上記の2点のアドバイスを参考にしてみてください。

また、それでも朝からダル重さを感じる場合は、応急処置として熱めのお湯で入浴をしてみましょう。入浴時には、スパイシーな香りを効かせるのも◎。

これからに加えて、できる時はぜひヨガのアーサナや呼吸法、瞑想の練習も短い時間で結構ですので、余力がある時は加えてみて下さい。肉体的にもそうですが、精神的にも疲労感が体の中に溜まっているケースがあるので、浄化を手伝ってくれるかもしれません。

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桑子麻衣子

桑子麻衣子

1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。



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