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【意外と知らない雑学】似て非なる調味料「本みりん」「みりん風調味料」「発酵調味料みりん」違いは?


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みりんタイプ(発酵調味料)とは
みりんに「発酵調味料」と明記されているみりんがあります。
原材料…もち米・米麹・アルコール・糖類・塩
本みりんを作る工程に2~3%ほどの塩を加え、不可飲措置(お酒(みりん)として飲めない=酒税がかからない措置を取っているみりん。
「みりんタイプ(発酵調味料)」と書かれているみりんは、本みりんの材料に塩が加わっています。

アルコール度数も本みりんと同じく14%前後あり、用途も変わりません。
添加物という面では安心ですが、本みりんには入っていない塩分が多く含まれているため、調理には注意が必要です。
価格にも幅があり、伝統的な製法で作られているみりんでも良く見てみると「発酵調味料」と書かれ、原材料に食塩が使われているみりんも多くあります。
まとめ
米や麹・大豆や塩など手に入りやすく限られた材料を使い、自然や菌の力を借り「熟成」や「発酵」の過程を経てゆっくりと手間暇かけて作られてきた調味料も、今ではそれに代わる材料や添加物などが流通し、容易に安価で手に入るようになりました。
今でも地方の道の駅などでは、その土地ならではの製造方法や昔ながらの歴史ある製法で作られた調味料も多く販売されており、風土や自然環境により風味にも個性がある調味料が多く並んでいます。
みりんに限らず、調味料の原材料は様々です。
次回の調味料購入の際に、ぜひ参考にしてみてください。
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