【妊活・暖かい季節の冷え対策におすすめ】寝る前に簡単!冷え体質を改善する「ぽかぽかヨガ」
妊娠しやすい身体づくりのひとつとして、身体を冷やさないことが大切と言われています。ヨガは適度な運動量やその効果から、妊活に取り入れたいと思っている方も多いのではないでしょうか。今回は妊活中の冷えに注目し、寝る前におすすめのヨガポーズをご紹介します。
妊活と冷えの関係
妊活中に身体が冷えてしまうと、血液の循環が悪くなることで卵巣への血流が滞り、子宮や卵巣の働きを低下させてしまう可能性があります。卵子の質の低下や、着床に適した子宮内膜の環境まで育ちにくいなどの原因となることがあるため、妊活中は冷えない生活習慣が大切と言われています。
冷え体質を招く主な原因
身体の血流が悪いことが一因とされており、運動不足や食生活の乱れ、ストレスなどによって血行不良による冷えが起こります。妊活中は様々なストレスを受けやすい時期。ストレスにより自律神経が乱れると体温調節のコントロールが上手くできなくなることがあるので、ストレスを解消していくことも大切です。また冬だけでなく、実は暖かい季節も身体が冷えやすい環境にあります。冷房による室内外の寒暖差、冷たい飲み物や食べ物による冷えなどから、身体を守らなくてはいけません。
妊活中の冷え対策に、ヨガがおすすめの理由は?
ヨガのポーズの練習は、身体の柔軟性を高め、血行を促進します。また深い呼吸と併せて行なうことで、心身の緊張やストレスを緩和し、自律神経の働きを整える効果が期待できるのです。それでは寝る前にベットの中で簡単に行なえる、冷え改善のヨガポーズとストレッチをご紹介していきます。
足首回し&セルフ足裏マッサージ
片脚を曲げて、伸ばしている脚の上に置き、足と手の指先深く組み足首を回します。何周か回したら、反対回しも行ないます。
組んでいた手足の指先をほどいたら、曲げていた足をそのまま内側に下ろします。
伸ばしていた脚の膝を立てて、その踵で反対の足裏を押すようにマッサージします。足首周りがほぐれることで血流がよくなり、全身がぽかぽかと温まる効果があります。
肩甲骨のストレッチ
正座の状態で、身体の後ろで手の指先を組み、吐く息で肩甲骨を寄せましょう。そのまま深く呼吸をします。力が入りすぎて肩が上がったり、腰をそらしすぎないように気をつけて行ないましょう。
今度は胸の前で手の指先を組みます。
吐く息で腰・背中を丸めながら、腕を前に伸ばします。腕は大きな丸いボールを抱えている様に、肘を緩めて行ないます。肩甲骨の間の広がりを感じながら、そのまま深く呼吸をします。筋肉の緊張による血行不良を解消し、血流が促進されていきます。
片足のガス抜きのポーズ
仰向けの状態で、片膝を胸元で抱えます。肩の力を抜いて深い呼吸を心がけて行ないましょう。足のむくみや冷えを改善しながら、自律神経を整えていきます。
ゴキブリのポーズ
仰向けの状態で、手足を天井に向けて伸ばし、ブラブラブラブラと揺らします。末端に滞っている血液を心臓に戻すことで、血流を改善していきましょう。
妊娠している可能性があるときは…
妊娠初期は不安定な状態のため、身体に負担をかけてしまうような運動はおすすめできません。妊娠している可能性がある方は、まず医師と相談してから行うようにしましょう。
妊活中の生活にヨガを取り入れてみよう
妊活中は様々なストレスを感じやすいもの。今回ご紹介した簡単な冷えとりヨガポーズ以外でも、ヨガを通してリフレッシュしながら、妊娠しやすい身体づくりができるといいですね。
AUTHOR
sonoko
20歳の時にヨガに出会い、インドでヨガを学んだ後、山ヨガやアウトドアヨガのクラスを開催してきました。現在は、長く住んだ東京を離れて、子育てをしながら田舎暮らしを楽しんでいます。 〈保有資格〉 インド政府公認シヴァナンダヨガ正式指導者 タイ政府認定タイ古式マッサージセラピスト RYT200・RYT500取得講師 アーユルヴェーダアドバイザー
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