【毎朝たった3分の脂肪燃焼習慣】呼吸が浅いと脂肪が燃えない?痩せやすい体を作るための3ステップ
運動や食事法などいろいろやってきたけれど、続かない…。痩せない…。そんな人は、一旦リセットして他の方法を試してみませんか?今回フォーカスするのは「呼吸」です。一見関係ないように思いがちですが、もしかしたら痩せない原因は、浅い呼吸にあるのかもしれません。今回は毎朝3分でOK!呼吸を深めて痩せやすい体を作るための3つのメソッドを紹介します。
呼吸が深まると、痩せやすくなるのはなぜ?
呼吸とは、吸う息で外から酸素を取り入れ、吐く息で二酸化炭素を排泄すること。私たちの体には、体内に取り入れた酸素を利用して脂肪を燃やす働きがあります。また、酸素を体内に巡らせるためには、二酸化炭素の役割も大きく、ゆっくり息を吐き出すことで、細胞の隅々まで酸素が届きやすくなります。つまり、深い呼吸をすることで酸素をたくさん体に取り込み、細胞を活性化させ、脂肪を燃やしやすい体を作ることができるのです。痩せやすい体になるには、まず、呼吸を深めることが大切です。
呼吸を深めて脂肪燃焼!痩せやすい体を作る3ステップ
運動する時に筋肉が使われるように、呼吸をする時にも筋肉(呼吸筋)が使われています。具体的には、お腹の奥にある横隔膜と肋骨の間にある肋間筋の二つ。息を吸うと 横隔膜が縮んで胸が広がり、息を吐くと横隔膜が緩んで胸がしぼみ、その動きが大きくなると深い呼吸に繋がります。呼吸筋がしっかり使えるようにするには、肋骨まわりのマッサージが効果的です!
ステップ1:肋骨のマッサージ
2.両手を肋骨にあて、指先で上下左右、さするようにマッサージする。
肋骨は体の前側だけでなく背中まで繋がっています。30秒~1分を目安に手の届く範囲で肋骨全体をマッサージしましょう!
ステップ2:横隔膜のマッサージ
1.肋骨の際に指先を添え、息を吸って背筋を伸ばす。
2.息を吐いて体を前に傾ける。
3.そのままゆっくり呼吸を繰り返す。指先で肋骨の際をマッサージして横隔膜を緩める。
4.2~3の動きを3回程度繰り返し、元の姿勢に戻る。
体を前に倒す時は、吐く息と共に指先が自然に内側に入るようなイメージです。痛みや違和感がある時は指先を動かさなくてもOK!無理やり指を押し込むのはNGです。
ステップ3:胸を開く深呼吸
1.ゆっくり息を吸いながら、両手を横から回し上げ胸を開く。
2.ゆっくり息を吐きながら胸の真ん中で合掌する。繰り返し3呼吸行う。
深い呼吸で代謝のよい状態を保ち続けよう!
いかがでしたか?呼吸が浅くなると、体の中に取り込む酸素の量も少なくなります。逆に呼吸が深まり酸素の量が増えると、必死に運動をしなくても、日常の中でエネルギーを消費する量が増えてきます。代謝が上がり、脂肪が燃えやすく痩せやすい体に変わっていきます。その日1日が代謝のよい状態ですごせるように、今回紹介した3ステップのメソッドを毎朝の習慣に取り入れてみませんか?
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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