股関節の詰まり感もむくみもまとめて軽くなる!【寝たままできる】解消エクササイズ

 股関節の詰まり感もむくみもまとめて軽くなる!【寝たままできる】解消エクササイズ
Adobe Stock

暖かくなり外へ出るのが気持ちよい季節になってきました。しかし、いざ体を動かそうと思うと足の付け根に詰まり感があって動きにくさを感じる方もいらっしゃると思います。

広告

股関節の可動域が狭くなるとどうなる?

股関節は両脚のつけ根にあり、体の中で一番大きな関節です。

前後左右多方向に動かすことができるように多くの筋肉の働きが関わっているため、どこかが硬くなってしまうと股関節の可動域に影響が出てしまいます。

動きが悪くなると詰まりを感じやすくなってしまい、さらに動くのが億劫になってますます体は硬くなっていきます。

股関節の可動域が狭くなると血行が悪化し、老廃物もたまりやすくなり脚がむくんだり代謝も落ちやすくなったりしてしまいます。
代謝が落ちると体内でエネルギーを生み出すときの熱が生じにくくなり体も冷えてしまうという悪循環に。

そこで、今回はそんなお悩みを解消するのに効果的なピラティス「レッグサークル」をご紹介します。

股関節の筋肉のイラスト
【イラストAC】股関節周りの筋肉

レッグサークルの効果

・下半身のむくみ解消

寝ながら脚を持ち上げることで下半身にたまった血流を戻します。

・股関節の詰まり解消

股関節をくるくる動かすことで関節の動きが滑らかになり、凝りがほぐれて可動域も広がっていきます。股関節周りの筋肉のストレッチと筋トレを同時に行うことができ、骨盤の安定性を高めます。

・体幹強化

足を回す時に体が揺れないように耐えることで体幹のインナーマッスルが強化されます。

レッグサークルのやり方

仰向けで膝を立てる。腰とマットの隙間は手のひら一枚分

・仰向けになり膝を立てて、両膝と両足はくっつける。腰とマットの隙間は手のひらが1枚入る程度に背骨を整える。

片足を天井に向けてまっすぐ伸ばし、足首は90度に曲げる

・右足を天井に向けて伸ばし、かかとをけりだす(足首90度)

・右足を時計回りに小さく10回まわし、反時計回りも小さく10回まわす。

・左足も同様に行う。

脚を天井に向けてまっすぐ上げるのが辛い場合は、上げている脚の膝を軽く曲げてOKです。

足を回す時に骨盤が揺れないように注意し、回す大きさは体のセンターラインを越えない範囲にしましょう。
動きに慣れてきたら、息を吐いて1周、吸って1周と呼吸に合わせて動かします。

体がぐらつかなくなってきたら、足を床すれすれまで振り下ろして楕円形を描きながら股関節を大きく動かしてみましょう。

詳しいやり方を動画で見る

寝ながら脚を持ち上げて下半身にたまった血流を戻しつつ、股関節をくるくる回して凝りを取ることができるピラティスの「レッグサークル」で、股関節の詰まり感をほぐし、むくみも解消していきましょう。

広告

AUTHOR

高山ゆかり

高山ゆかり

ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

股関節の筋肉のイラスト
仰向けで膝を立てる。腰とマットの隙間は手のひら一枚分
片足を天井に向けてまっすぐ伸ばし、足首は90度に曲げる
股関節の詰まり感もむくみもまとめて軽くなる!【寝たままできる】解消エクササイズ