【冬の憂鬱を撃退!朝の光を浴びて気持ちを前向きに】セロトニン神経を活性化「胸を開くポーズ」
冬は寒さで動くのが億劫になったり、気分も落ち込みやすい季節。そんな時にオススメの胸を開くポーズをご紹介します。
鬱々する朝は、太陽の光を浴びよう
晩秋から冬にかけて、憂鬱な気分になったり、寒さで動くのも億劫になったり、無力感、罪悪感にかられる‥。このような状態をウィンターブルーと言うそうです。ウィンターブルーの特徴は過食や過眠、体重の増加など。
ウィンターブルーの主な原因は光不足と言われています。私たちは太陽の光を浴びることで、気持ちが前向きになったり、やる気アップにつながるホルモン、「セロトニン」が活性化されます。しかし冬は春や夏に比べると日照時間が短くなるので、太陽の光を浴びる時間が圧倒的に短くなりセロトニンの不足に陥るのです。
特に最近はリモートワークの普及により、出勤が減ることで、ますます日の光を浴びる機会が減っていると思います。積極的に外に出る時間を作ったり、朝起きてカーテンを開けて深呼吸をしたり、太陽の光を浴びることを心がけることが大切です。
筆者も外出する機会が減ってから、毎朝の散歩を続けています。太陽の光を浴びながら自然の感じられる場所まで歩き、青空を眺めたり風を体で感じることで自然と呼吸も深まり、気持ちも前向きになり良い1日のスタートを迎えられるのでお勧めです。
胸を開くことのメリット
モヤモヤしたり、憂鬱な気分の時は、肩が前に入り背中が丸まった姿勢になっていて、表情も硬く暗くなりがちですよね。背中が丸まっている姿勢でいると、胸がつまりやすくなり心も窮屈になりやすいです。心が窮屈の状態になれば柔軟な考えもできなくなり視野が狭まりモヤモヤが生まれます。また胸が詰まっていると呼吸も浅く短くなりやすいので、血液循環が悪くなり脳内にも酸素が上手く行き渡らずにイライラしやすくなったり、無力感、罪悪感などに繋がりやすいです。
●気持ちを前向きポジティブに
胸を開くことで、呼吸が深まります。呼吸が深まることで血液循環が良くなり体の隅々まで酸素がしっかり行き届くので、自然と表情も明るく柔らかくなり、思考も柔軟にポジティブになります。
また、胸の呼吸は交感神経を優位にさせるので活動的になり、やる気アップに導きます
●姿勢の改善、バストアップ効果
肩が前に入り背中が丸まった姿勢でいると胸の筋肉は硬くなってしまいます。胸を開くことで胸周りの筋肉も柔らかくなり、背骨も矯正され、美しい姿勢へ導きます。またバストの位置も自然と上がるのでバストアップ効果も期待できます。
モヤモヤを解消する胸を開くポーズ
〈やり方〉
①両手を胸の前で合わせ、足を揃えて立ちます
②吸いながら両手を上にあげて、胸を開きます
③胸を気持ちよく伸ばしゆっくり呼吸します
④吐きながら両手を下げて背面で手を組みます
⑤組んだ手を後方へ、胸を開いて呼吸
※何度か繰り返します
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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