【相談】「マスクをしていると自分の口臭が気になる…」解決策は?#毒出し保健室

 【相談】「マスクをしていると自分の口臭が気になる…」解決策は?#毒出し保健室
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アーユルヴェーダアドバイザーのアドバイス

「舌先に未消化物が溜まっている可能性大!朝10時までにまずは舌磨きを」

実はマスク生活になってから「自分の口臭が気になる」という方は増えたと言います。マスクに塗布するハッカスプレーや口臭用のミントタブレットなどの商品を店頭でよく見かけるようになったのも、たくさんの人が”マスク着用時には”、ご自身の口臭が気になっているということを物語っているのではないでしょうか。

まず、マスクと口臭の因果関係ですが、おそらくマスクを着用することで自分の口臭に気づいた可能性が考えられるのではないでしょうか。口臭は吐き出す息のニオイですが、マスクをしていない場合は大気中に蒸散します。一方で、マスク着用時はマスク内に溜まってしまいます。

相談者さんの場合、不規則な生活が続いていることで、消化力の低下が考えられます。体に不要なモノが上手く代謝されずに老廃物となり毒素が溜まっているのかもしれません。アーユルヴェーダでは睡眠中に、皮膚や口腔内に体内の老廃物や毒素が出ると言われています。ですので朝は、舌に溜まった苔(舌苔)の掃除として『舌磨き』をおすすめしています。ちなみに、アーユルヴェーダでは朝の10時までが浄化の時間になりますので、舌磨きは10時までに行って下さい。

岡山大学の研究によって舌苔にはアセトアルデヒドという発がん物質が蓄積していること明らかになりました。その他にも、舌苔は舌の表面の細胞、白血球などの垢、細菌や食べかす、はがれた粘膜などが舌の表面に付着したものです。舌の表面には舌乳頭という細かい突起がたくさんあり、この中に食べかすや口の中ではがれた粘膜がたまり、細菌のすみ家になっているそう。そして口臭の原因とも言われています。

舌磨きのやり方

まずは自分の舌をよく観察してみて下さい。舌苔が目で確認できたり、口の中が粘っとしている場合は、舌苔が出ている証拠。またその量が多ければ多いほど、毒素が溜まっている量が多くなるということになります。

アーユルヴェーダの医学書『チャラカ・サンヒター』には、「舌に溜まった汚れは、呼吸を邪魔し、異臭を生じるため舌を磨かねばならない」とあります。

準備するもの:

・金製、銅製、銀製のタングスクレーパー *手に入らない場合はスプーンで代用も可。(歯ブラシで磨く方もいますが、毒素を押し込み逆効果になるためNG。)

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タングスクレーパー photo by Maiko Kuwako

やり方:

舌の奥の方から、舌苔を7回優しくこそげ落とします。

ポイント:

・強くこすると味覚が低下する可能性あり。優しくこすることがポイント。

舌苔は消化酵素である唾液の分泌量によっても舌苔の量は大きく左右されます。また、唾液は女性ホルモンのバランスによって分泌量が日々大きく変わるため、女性ホルモンの変動が多い30代以降の女性は舌苔が溜まりやすいとも言われているんです。

相談者さんは、お仕事で忙しく便通がよろしくないということを把握してらっしゃるので、忙しい中でも10分でも5分でも瞑想時間を持ったり、ゆっくり食事を摂る時間を持ることで、唾液の分泌量も増えてきますので、できる時はぜひ試してみて下さいね。

舌磨きは口臭ケアとしてはもちろんですが、舌苔の量から体調を観察することを習慣にしてみて下さい。そして、食生活やライフスタイルの改善も合わせて行っていけたら良いですね。

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桑子麻衣子

桑子麻衣子

1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。



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