【知って得する冷蔵庫の整理整頓術】冷蔵庫の中身が整っている人こそ美しい!?
冷蔵庫の中身は私たち自身を映し出す鏡と言っても過言ではないのではないでしょうか?なぜならば、冷蔵庫の中に入っている食べ物が私たち自身を作り出すのに大きな影響を与えているから。中身も外見も美しく健康でいたいのであれば、まずは冷蔵庫の中身を整理整頓してみてはいかがでしょうか。
冷蔵庫の中身を整えるのはなぜ大切?
新鮮なエネルギーを取り入れて美しく健康な体作りにつながる
ヨガと姉妹関係になるアーユルヴェーダでは、食べものは体そして心にも作用すると考えられていてます。「You are what you eat(あなたはあなたの食べたものでできている)」という言葉もありますが、つまり、食べものは直接的にわたしたち自身を作り出すものと考えられるのではないでしょうか。
冷蔵庫の中にどんなものが入っているかということももちろんですが、更には中身がきれいに整えられていることも大切だと筆者は考えます。
例えば、「特売だったから」という理由で自分が生きていくために必要な量以上の食材を買い込んでギューギューになっている冷蔵庫をイメージして下さい。大家族でない限り、そんな冷蔵庫では新鮮なうちに食材を使い切ることは難しいのではないでしょうか。どれだけ保存状態が良かったとしても、時間がたてば鮮度は落ちていきます。何よりもとれたてのお野菜や果物の方がみずみずしく美味しいですよね。アーユルヴェーダでは、新鮮な食材がプラーナと言われる私たちの活力となるエネルギーを体に運んでくれると考えているので、「お得だから」と言う理由で冷蔵庫をいっぱいにするよりも、新鮮なうちに食べれるだけの量を保存しておくことが良いのかもしれません。
ゴミを減らせる
前述した例では、使いきれなかった食材は(もし、その食材が冷蔵庫にあることに気づいたら)ゴミ箱行きになることが多いのではないでしょうか。賞味期限切れの食材や腐ってしまった食材など、食べなかった食材が廃棄されることはサステナビリティの観点からとても問題視されています。
また、”何が冷蔵庫にあるか見える”冷蔵庫では、重複買いを防ぐことができます。「まだ野菜が残っているのに同じ野菜を買ってきた…」なんてことも防げますよね。
お財布に優しい
余計な食材を買わずに済めばもちろん、余計なお金を使うこともありません。
「1円でも安く済ませるために」と遠くのスーパーマーケットに買い物へ行くような節約をするよりも、こうした無駄な食材の購入を防いだ方が効率よくお金の節約もできるのではないでしょうか。
知って特する冷蔵室の整え方
冷蔵室は保存容器を利用して”見やすさ”を意識
冷蔵室は「食品を保管する」のがメインの役割だと思います。買い物が必要か否かを考慮するため、また献立を考えるためにも”見やすさ”は重要です。
冷蔵庫の中身は、家族構成または、お子さんがいるご家庭であれば男の子か女の子かによっても変わるとは思いますが、基本的に収容量の7〜8割をキープすることを筆者は心がけています。詰め込んだ冷蔵室は見えづらく、食材を見落としてしまいがちだからです。
見やすくするのにおすすめなのが、保存容器を上手に使って収納すること。琺瑯やガラスの保存瓶であれば匂いが移りにくく食材が長持ちするのでおすすめです。
何をどこに収納するかを決める
冷蔵室に何をどこに収納するかも決めておくのも便利でおすすめです。特に”賞味期限別に収納する”と、フードウェイスト防止になります。
一緒に住んでいる人もお料理をするならなおさら、何がどこに収納されているか決めておくと「〇〇どこにある?」と何度も聞かれることもなくなるので、イライラを未然に防げます。
仕切りを使って野菜室を整える
買ってきた野菜を放り込むだけではゴチャゴチャになってしまうので、野菜室も見やすいように収納するようにすると◎。
筆者のおすすめは紙袋収納。
紙袋収納のメリットは、紙なので野菜の形に合わせて袋の形を変えることができます。 また汚れても手軽に取り替えられることもおすすめポイント。更には 野菜の冷やしすぎを防げるため鮮度を保てるのも嬉しい。
その他にも半分に切ったお野菜などは、何度も使えるミツロウラップやシリコンバックなどを利用するのがおすすめです。
冷蔵庫を整理整頓をしよう!
私たち自身を映し出す鏡と言っても過言ではない冷蔵庫の中身。整理整頓されていることもそうですし、お醤油など調味料がこぼれてしまっているなんてこともないようにしたいですよね。
冷蔵庫の中身を整理すると結果的に食費も地球にとっても優しい選択ができるようになるなど良いことづくし。サステナブルな暮らしが実現できます。
暮らしの中の食はとても大切なもの。美味しく食べて、健康に過ごすために冷蔵庫を整理整頓してみてはいかがでしょうか。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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