食品の保存からお出かけまで!ノーストレスな脱プラ生活に欠かせない「スタッシャー」とは
海洋プラスチックごみによる汚染問題が注目される中、2018年4月にプラスチックフリーの食品用保存容器ブランドとして日本に初上陸した「stasher(スタッシャー)」は、使い捨てプラスチック容器の代替品としてアメリカで開発されました。100%シリコン製で、食材の冷蔵・冷凍保存はもちろん、煮たり、蒸したりの調理もでき、食洗器で洗浄が可能という便利キッチンツールです。この秋、ラインナップがさらに増え、キッチン以外でも便利と人気です。
私たちのカラダのことも考えた保存容器
おうちご飯が増えることで、おかずをまとめて調理し冷凍保存する「作り置き」や、お肉やお魚の下味冷凍など、食べる直前に加熱するだけで食べられる簡易的な調理をする機会が増えています。そんな時、みなさんは、どんな容器に入れて保存しているでしょうか?
両親がアスリートと栄養士という環境で育ったキャット・ノーリさんは、健康に気をつけた食生活を送り、子どもができてからは容器にも気を配るようになったそう。そこで、プラスチックを熱したときに溶け出すBPA(ビスフェノールA)などの危険な化学物質やガスについて学び、何百年も土に還ることのない素材であるプラスチックの代わりになるシリコーンを使用した容器を作ることに成功しました。それが、「stasher(スタッシャー)」の始まりです。使い捨てではなく繰り返し使え、原料は食品用品質として認められている100%ピュアシリコーン。しかも、かわいくて機能的。お料理するのが楽しくなりそうです。
人気のマチ付きにサイズ違いが新登場
スタッシャーは、冷蔵・冷凍保存、電子レンジでの加熱、湯煎、オーブン(250℃まで)の調理ができるなど、幅広い温度帯に対応しています。保存のための密閉を叶えるピンチロックシステムで、バクテリアが繁殖しにくい素材であるのもうれしいところ。洗って何度もリユースでき食洗器もOKです。マチ付きタイプなら自立するので、収納時にもとても便利ですね。新登場の「スタンドアップ メガ」なら、レタスやキャベツの冷蔵保存にもぴったり。ミディアムサイズで、カレーやスープを2~3人分保存できます。ミニなら、化粧ポーチとして持ち歩くのにもいいですし、おにぎりを2個入れて、軽食のお弁当などとして持ち歩けます。中が見えるので、小物を入れておくのもいいですね。
限定発売後定番となったポケットサイズはお出かけにも便利
ヨガスタジオやフィットネスジムなどへ、小銭だけ持っていきたいとき、リップやハンドスプレーだけ持っていきたいときなどにも便利なのが「ポケット」です。2020年6月に限定発売して、大人気になり定番化されました。クリアとアクアの2色セットになっていて、ワンマイルのおでかけにも使えます。その名の通りポケットに入る手のひらサイズで、素材がシリコーンで柔らかく、ポケットに入れてもかさばらないところも秀逸です。
持ち歩き用の絆創膏やお薬などの救急セットも中身が一目でわかり、補充するのを忘れなくなりそうです。旅行や出張時の小物の整理などにも重宝しますね。キッチンツールとして登場したスタッシャーですが、それ以外の用途も多く、セットで揃えたくなりました。
すでに世界の海には約1億5千万トンのプラスチックごみが存在しているといわれ、さらにそこへ少なくとも年間8百万トンが新たに破棄されていると推定されています。プラスチックごみをこれ以上増やさないためにも、地球にやさしいスタッシャーなら、毎日やさしい気持ちで、快適に使えそうです。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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