正しいことを選ぶには?5つのステップで意思決定をする方法

Tom Merton

正しいことを選ぶには?5つのステップで意思決定をする方法

1.導きを求める

まずは自分の慣習から得た知恵の『聖典』で確認する。私の個人的なダルマへの案内には、パタンジャリヨガ・スートラ(暴力を振るわず、盗まず、満足し、誠実であるなど)の『ヤマ』と『ニヤマ』や、ブッダの八正道(正語、正命など)、道教の戒律(所有せずに作り出すこと、見返りを期待せずに与えること、要求せずに満足すること)、キリストの至福、バガヴァッド・ギータ―と私のティーチャーたちからの教えを含んでいる。

自分自身の知恵の源を明らかにしてもよい。しかし、聖典とあなたのティーチャーの指示が危機的状況で役に立つなら、時間を掛けてよく考え、それが自分にとってどういう意味なのかを理解し、実生活の状況に当てはめる必要がある。

こうするために、具体化したい教えを選ぼう。例えば、冷静やバガヴァッド・ギータ―のいう『望ましい出来事や望ましくない出来事に対する心の平静』を取り上げてみる。直感でとらえられたら、それはあなたが成長させたいと望む素養だ。まずその言葉の意味についてじっくりと考えよう。色々な資料を読んでもよいし、様々なティーチャーが冷静に関して言ったことを熟考してみるのでもよい。冷静と無関心の違いや、冷静になるためにプラクティスすることは感情を持たないようになることなのか、と自分に問いかけてみよう。一度、自分にとってのその教えの意味が分かったら、それを行動に移してみよう。厳密に適用したら、自分の感じ方を認識するには一週間は掛かるかもしれない。どんな考えや行動が冷静になるのに役立っているだろうか?冷静になるには何が難しかっただろうか?感情の起伏をどう扱っただろうか?感情に屈しやすかったり、打ち勝ちやすかったりしただろうか?どのプラクティスで失った冷静さを回復できたのだろうか?

偉大な知恵の教えの一つに従い、どこで成功するのかを知るために、どこで教えのプラクティスを『失敗』したのか認識することは重要だと覚えておこう。プラクティスするにつれて、必要な時にこうした知恵の一部が表れて、賢明な選択を自分自身でする助けになってくれる。仏教徒のティーチャーと数年間学んだジュディの場合、彼女を救ってくれたその教えは『寛容性』で、心を開けば、どんな状況でもうまくいくという考え方だ。

2.よい見本を信頼する

第二の正しい行動の基準は、『よいことの実践』で、一貫して高い道徳的かつ倫理的な選択に注意している人たちから、大抵は無意識に、身に着けた優れた判断力を良い方向に導くものだ。これは『マーチン・ルーサー・キングならどうするだろう?』というような基本的な問い掛けだ。このマーチン・ルーサー・キングはあなたの祖母や勉強が遅れている生徒のために放課後の時間を割いている先生、そして、いつも『信用できる』友人に置き換えることができる。

ダレンは自分の状況を考え、過去の偉大な芸術家の例を考えた。彼らは王様や独裁者に援助され、自らを芸術のしもべとみなし、ミューズへの責任を全うすることが第一だと考えていた。芸術の後援者はよくビジネスの手法が倫理的に疑問視されていることがあるが、少なくともお金を慈善事業につぎ込んでいる人たちだという現実について彼は考えた。

ジュディはその生涯を社会正義と非暴力の推進に捧げたドロシー・デイのような偉大な政治活動家や偉大なるラーマクリシュナの妻、サーラダー・デーヴィーのような聖人のことを思った。彼女は何年間も精神的に不安定な姪の面倒をみながら、彼女の元に来る人々の精神的な師だった人物だ。ジュディは彼女たちの人生を知り、どこに住もうとも、社会を助ける活動はできるのだと気付いた。

Translated by Hiroe Humphreys

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