【やさしい気持ちを巡らせるヒント】野沢和香さんに学ぶ“視点の転換を促す”ヨガポーズ

 【やさしい気持ちを巡らせるヒント】野沢和香さんに学ぶ“視点の転換を促す”ヨガポーズ
Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

かつて贈られたやさしい言葉や温かい気持ちを、いつか返したいと思いながら機会を逸している人に、和香さんからハートフルなメッセージを伝授。気負うことなく、身近な人に感謝の気持ちをつなげてみて。

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Today’s key word 感謝の気持ちを循環させよう!

助けを必要とする人をサポートし、やさしい気持ちを巡らせる

困ったときに助けてくれたり、支えてくれた人に、いつか感謝の気持ちを返したいと思いながら、なかなか実現できず、心に引っかかっていることはありませんか?今回は、心がじんわり温かくなった私自身の気づきをシェアしたいと思います。
ある日、すごく忙しいときに、友達からヘルプの連絡がありました。正直、どうしようと思ったのですが、以前、私も別の人に同じように助けてもらったことを、ふと思い出しました。すると温かい気持ちがよみがえり、友達をヘルプしながら当時の恩返しができたように思えたんです。そのとき、感謝の気持ちは別の人に違う形で返してもいいんだなと初めて思えました。今、困っている人をそっと支えるのも、いつかの感謝のお返しになる。そうして、やさしさをつなぐと心がほっこり温まり、誰かの役に立てることが、自分にもほんの少しの自信を与えてくれるように感じます。忙しい合間の一瞬の労力は大変でしたが、そんなふうに思わせてくれた友達に「ヘルプさせてくれてありがとう!」と心から思えました。誰かに奉仕するのって実は“させてもらえる”幸せな時間なのかもしれませんね。視点の転換を促す逆転のポーズで、いつもと違う目線を感じて!

野沢和香のHAPPYJOURNAL Vol..9
やさしさの連鎖で心がほっこり♡
photo by  Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

“視点の転換を促す”ポーズ

サーランバサルヴァーンガーサナ

頭と脚を逆転させるポーズをとると、見える景色が変わり、物事を捉える視点の転換につながりやすくなります。ポーズを練習するときは、いきなり天井方向に脚を伸ばそうとせず、まずは背中を垂直に立て、肩の上に腰がくる姿勢を目指すのがポイント。

【START】
仰向けに寝て、膝を立て体の感覚を確認する

仰向けになり、両膝を立てる。手のひらをマットに向けて、両手を体の横に。首に痛みや違和感がある場合は、肩の下にたたんだブランケットを敷き、ブランケットの端と肩のラインを揃えると姿勢が安定しやすくなる。

野沢和香のHAPPYJOURNAL Vol.9
photo by  Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

【Step1】
肩の上に腰がくるようにお尻を持ち上げ、両手で背中を支える

両手でマットを押して腹筋に力を入れ、膝を曲げたままお尻を持ち上げる。肩甲骨を内側に寄せながら、両手で背中の低いところを支え、肩の上に腰をセット。まずは、この姿勢を目指して。

野沢和香のHAPPYJOURNAL Vol.9
photo by  Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

鼠蹊部を前に押し出し、腿裏を縮めて 両脚を天井方向へ真っすぐ伸ばす
後頭部でマットを押し、左右の内腿同士を寄せ合い、両脚を天井方向へゆっくり上げる。お尻が後ろに引けないように鼠蹊部を前に出し、腿裏のハムストリングスを縮めながら、両足の拇指球で天井を押すイメージで5呼吸キープ。

野沢和香のHAPPYJOURNAL Vol.9
Finish!
photo by  Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

モデル&ヨガインストラクター…野沢和香さん
雑誌『STORY』(光文社)やCMなどで活躍するモデル。2007年にRYT200を取得後、ヨガインストラクターとしても活躍。2018年6月にRYT500を取得。

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photos by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)
styling by Yuko Hachiya
hair&make-up by KIKKU
text by Minako Noguchi
yoga Journal日本版Vol.78掲載

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ヨガジャーナル日本版編集部

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