【身近な食材でできる簡単食養生】喉の痛みや風邪などのプチ不調を予防する方法は?
のどケアに大根飴を取り入れよう!
のどの痛みの原因は、粘膜にウィルスや細菌が増殖し、炎症を起こすことにあります。このため、のどをケアするためには、殺菌作用や炎症を抑える働きのある成分を含んだ食材を摂ることがおすすめです。それでは、手軽に取り入れられる身近な食材をご紹介します。
・大根
ビタミンCと酵素を含み、炎症を抑える働きがあります。ビタミンCと酵素はどちらも熱に弱いので、生のまま食べるのがおすすめです。
・はちみつ
はちみつには、抗炎症、抗菌、抗酸化作用を発揮する効果が期待できます。また、はちみつには、健康を維持したり病気から回復するために必要とされる抗酸化物質という強力な免疫システムも含まれているそう。
・レモン
殺菌作用があります。また、ビタミンCが多いので免疫力を高める効果も期待できます。
・生姜
生姜の辛み成分には殺菌作用があります。
どの食材も手に取りいれやすい食材ですね。
のどの調子を整える大根飴レシピ
のどを潤したいときに便利な「はちみつ大根」をご紹介します。はちみつの殺菌作用、大根の抗炎症作用で、喉の痛みが和らいで咳を鎮めてくれます。どこのご家庭にもある材料でできる簡単なシロップです。作るといっても、大根をカットしてはちみつを注ぐだけでとても簡単です。では、さっそく作っていきましょう。
大根を1~2cmくらいの角切りにし深めの保存容器に入れ、大根が隠れるまではちみつを入れます。容器を冷蔵庫で一晩ほど寝かせると大根汁とはちみつのシロップ「大根飴」が出来上がります。
好みの量の大根飴をお湯で割った「ホットはちみつ大根」がおすすめの飲み方です。大根独特の香りがありますが、はちみつの甘さで辛味は気にならず、とても飲みやすくなっています。
乾燥していたのどを、はちみつの甘さでやさしく癒し、からだのなかからポカポカ温まります。また、レモンや生姜を加えると、風味がよく、また予防効果も高ますのでおススメです。
寒くなってくると、温かい飲み物が飲みたくなりますね。大根飴をホットミルクにプラス♪はちみつのやさしい甘さと、ミルクのまろやかさでより一層温まりますよ。
日頃から、予防を意識して、食材のもつ自然の力を上手に取り入れて、健やかに寒い季節を過ごしてくださいね。
AUTHOR
佐藤 舞
豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く