【身近な食材でできる簡単食養生】喉の痛みや風邪などのプチ不調を予防する方法は?

 【身近な食材でできる簡単食養生】喉の痛みや風邪などのプチ不調を予防する方法は?
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佐藤 舞
佐藤 舞
2021-12-09

寒さが増して、空気の乾燥でのどを痛めてしがいがちな季節。日頃から予防を意識して、セルフケアを心がけることが大切ですね。今回は、身近な食材の自然の力を取りいれて、風邪やプチ不調を予防する食養生をご紹介します。

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のどの調子を整える、身近な食材で養生法  

寒くなるにつれて、体調を崩しやすくなったり、風邪をひきやすくなってきますね。この時期に体調を崩しやすくなる原因は、「気温が下がることによって体温調整が難しくなる」「寒くなると空気が乾燥しやすくなる」ことにあります。急激に気温が低下し、体内の自律神経のバランスを崩れてやすくなるのです。寒さと乾燥が重なって「のどがイガイガして痛い…」という方も多いのではないでしょうか。

今はコロナ禍の影響から、ほぼすべての人がマスクをしていることが、のど風邪の予防にもつながっていますね。のどが乾燥すると風邪をひきやすいため、乾燥したなかでも、できるだけのどを潤しておくことが健康に過ごすキーポイントです。

緑茶うがいでセルフケア

冬の季節は、のどの調子を整えてくれる身近な食材をつかった食養生で、日頃からセルフケアをすることが大切です。まずはじめに、「緑茶うがい」をご紹介します。お茶に含まれるカテキンには殺菌作用が高いことは昔からよく知られていました。カテキンには、ウイルスの細胞膜を破壊する抗ウイルス作用、細菌が毒素を出すのを抑制する抗菌作用があります。カゼの予防や、ウィルス予防になります。毎日、緑茶を飲むことが効果的ですが、緑茶うがいを習慣化することでも同様に効果的だといわれています。

緑茶うがいの方法

・煎茶を淹れる。

・水で通常より2~3倍に薄める。温度はのががやけどしない、ほどよい温度に冷まし、ぬるま湯程度が最適。 

・口に含んで上を向き、のどの奥にいきわたるようガラガラと音を立ててうがいをする。

※カテキンが多く溶け出している、1煎目または2煎目が効果的です。

緑茶うがいは、あくまでも予防として日々の習慣にすることが大切です。毎日の帰宅後はもとより、のどに違和感があるときなどにも試してみてくださいね。

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佐藤 舞

佐藤 舞

豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。



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