【体が変わる&感覚が変わる】ウォーキングで意識すべきたったひとつの部位とは?
![【体が変わる&感覚が変わる】ウォーキングで意識すべきたったひとつの部位とは?]( https://images.yogajournal.jp/article/96162/wbQIdry9IB8hsaF3NtyrTVWnNxzTxLjfHL65glpA.jpeg )
![高山ゆかり](https://images.yogajournal.jp/writer/6X7Y2a5otdD6qEG9IbCC3J0LPqcPJdSy7ZLrU2jA.jpeg)
過ごしやすい季節になり、ウォーキングを楽しむ方も増えているのではないでしょうか。気軽に行えるウォーキングですが、歩き方を意識したことはありますか?
ウォーキングには以下のようなメリットがあります。
・気軽に有酸素運動を行える
・生活習慣病予防
・心肺機能の改善
・骨に適度な刺激を与えて骨粗鬆症を予防
・幸せホルモン(セロトニン)分泌によるストレス解消
ウォーキングには数多くのメリットがある反面、体幹や脚の動きが安定していないと脚や腰の関節に負担をかけ、痛みを引き起こす可能性もあります。
では、体幹を安定させて歩くにはどのようにしたら良いのでしょうか。
体幹が安定した綺麗な歩き方をするためには多くのことを意識する必要がありますが、今回は「これを意識すると体の感覚が変わる」ポイントを1つご紹介します。
みぞおちから歩く
みぞおちの奥には、腸腰筋の一つである大腰筋という筋肉が付いています。
![腸腰筋の一つである大腰筋の画像](https://images.yogajournal.jp/article/96159/ox43D2bRWK5SR1gzHFJHwTS4bPptLu86ceSUAb1x.jpeg)
大腰筋の働き
・股関節を安定させる
・脚を前方に振り出す歩行時、階段をのぼる時、坂を上がる時に強く働く
この歩行に大切な大腰筋をうまく機能させて歩くために、みぞおちから歩くことを意識してみましょう。すると、自然と背筋が伸びて綺麗な姿勢になります。
また、みぞおちという中心軸を意識することで身体が変にぶれずに体幹が安定し、それによって体幹と両腕両足が連動して力を効率的に使えるようになります。
みぞおちほぐし
みぞおちをほぐすことでお腹の表層の筋肉(腹直筋)の緊張がゆるみ、横隔膜の動きが良くなることで呼吸が深まります。
そして、横隔膜と大腰筋は連結しているため、横隔膜と大腰筋の動きには深い関わりがあると言われています。
ウォーキング前にみぞおちを軽くほぐし、呼吸を深め大腰筋の動きも良くしておきましょう。
やり方
![おへそから指4本上のみぞおちを両手の指でほぐす](https://images.yogajournal.jp/article/96160/9l0ZUghKBSAitCpAvvZiGOpypVcDY7DvjFzFnOsE.png)
・おへそから指4本上のみぞおちに両手の指先をあてて優しくマッサージ
![そのまま息を吐いて体を前に倒す](https://images.yogajournal.jp/article/96161/TMtx1Hl4djGbiVc6Ks9ZwVRK8iXweNeWt0UrfZ2E.png)
・息を吐きながらゆっくり上半身を前に倒す
・吸いながら元に戻る
上半身の重みで指が自然にみぞおちに入っていくように体の力を抜きながら上半身を倒しましょう。
みぞおちは急所なので無理に強く押さないように注意しましょう。
みぞおちをほぐして、みぞおちから歩く。
どちらも意識するポイントはみぞおちだけですので是非試してみてください。
AUTHOR
![高山ゆかり](https://images.yogajournal.jp/writer/6X7Y2a5otdD6qEG9IbCC3J0LPqcPJdSy7ZLrU2jA.jpeg)
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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