【股関節まわりが超絶軽くなる】なんともいえない違和感「股関節のつまり感」を解消するほぐし術

 【股関節まわりが超絶軽くなる】なんともいえない違和感「股関節のつまり感」を解消するほぐし術
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伊藤香奈
伊藤香奈
2021-10-28

股関節につまり感や鈍痛がある方、股関節を今すぐ流していきましょう!誰でも簡単にできる股関節をほぐす動きを5分にまとめました!

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股関節のつまり感を解消するはストレッチだけでは足りない?

股関節の前につまり感や鈍痛、股関節まわりに何とも言えない違和感を感じることはありませんか?特に仕事で座りっぱなしの時間が長くなってしまったときや、電車や飛行機の移動など楽しい旅行の最中にも、この違和感はやってきます。原因はさまざまあるため、「ここが悪い!」とは断言できないのですが、どのような違和感であっても、股関節ならではの改善方法があります。それは、股関節を色々な方向に動かすということです。

股関節の前側につまり感があると、その部分を伸ばすような動き、例えばアキレス腱を伸ばすように片足を後ろに引いて脚の付け根を伸ばすような形を試す方が多いと思いますが、実はそれが逆効果になることもあります。

つまり感に股関節を伸ばすは逆効果?

股関節は球関節と呼ばれる関節の形状をしています。太もも側の骨の先はまあるい形、股関節側の骨はお皿のようにへこんでおり、この突起と凹みがうまく合わさって股関節が色々な方向に動かせるようになっています。しかし、この股関節は前側(身体の前面)にズレを起こすことが多いと言われています。これが股関節の前側につまり感を感じやすい原因という方も多いでしょう。そのような原因である場合、骨を後ろにはめ込むようは動きが良いとされています。アキレス腱を伸ばすような動きで足の付け根を伸ばすと骨はさらに前側に押し出されるような形になり、逆効果になる可能性があるのです。

どんなつまり感にも効くのは「動かすこと」!

自分の股関節のつまりがどのような原因から来ているのか、また前に伸ばすべきか後ろにはめ込むべきか・・・素人が判断するのは難しいという声もあるでしょう。そんな時にオススメなのが、股関節を色々な方向に動かすことです。今回ご紹介する動きでは、伸ばす&縮めるを繰り返すことで、股関節まわりの筋肉がほぐされて、動かしていくうちに股関節が正しい位置に戻りやすくなっていきます。筋肉を伸ばす&縮めるを行うことで関節まわりも温まり、血流アップも期待できます。凝り固まった股関節まわりを、筋肉を動かす方法と、血流をアップするというダブルの効果でほぐしていきましょう!

さっそく四つん這いの形になり、スタートしていきましょう。四つん這いの姿勢で膝が痛い場合は、マットを折って厚みを出したり、ブランケットやクッション等を膝の下に置いて行いましょう。

【前後の動き】吸いながら片足をの床と平行まで上げ、吐きながら膝と肘を近づける

【横に開く動き】片足の膝を曲げたまま、吐きながら膝を横に開く

【横を縮める動き】片足を伸ばして床と平行にアップしたら膝を曲げて外に開く。吐く息でウエストを縮める様にしながら膝を外から肘に近づける

【全体の動き】膝を軽く曲げて、膝で円を描くように股関節全体を回す。内まわし、外まわし両方とも行う

さらに股関節をはめ込む動きも行ってみたい!という方はこちらの動画もチェック!

 

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伊藤香奈

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。



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