鍛えているのにくびれができないのはなぜ?隠れていたくびれを出現させる【腰の筋膜リリース】

 鍛えているのにくびれができないのはなぜ?隠れていたくびれを出現させる【腰の筋膜リリース】
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miyuki
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2022-05-12

キレイなくびれを作るには、腹筋を鍛えるだけではなく、実は腰周りのトレーニングもかなり重要なんです! くびれメイキングの効果を上げられる、テニスボールを使った「腰ほぐし」と「筋膜リリース」のご紹介です。

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腰が固まるとウエストが痩せにくい?

腹筋群
腹筋群/イラストAC

くびれ作りには、外腹斜筋と内腹斜筋、腹横筋というお腹の左右に位置する筋肉を鍛えることが大切です。これらの筋肉は層になっているのですが、一番外側にある外腹斜筋は、横から見ると腰骨付近から脇腹にかけて覆われています。

ここで注目したいのが腰回りの筋肉。腰回りの筋肉が固まっていると、その固まりに邪魔をされて、せっかく鍛えた外腹斜筋がキレイに見えず、くびれが分かりづらいのです。逆に腰周りの筋肉がきちんとほぐれている人は、外腹斜筋を鍛えた時の結果が見えやすいので、キレイなくびれが出現します。

腰が固まりやすいのはどんな時?

座りっぱなしや立ちっぱなし、同じ姿勢が長時間続いた時に、腰が固まって動きにくく感じたり、痛くなったことがある人も多いと思います。特に腹筋が弱い人だと、腰に大きな負担がかかるため、痛みや固まりをさらに強く感じてしまう場合があります。

また腰から骨盤、ヒップにかけてある「腰回りの筋肉」は、面積が広く量も多いため、上記のようなストレスががかるとすぐに固くなってしまうのです。

ウエストエクササイズの前に「腰の筋膜リリース」を

腰の固まりは、キレイなくびれ作りの邪魔をするだけでなく、体全体にも悪影響を及ぼしかねません。ウエストのエクササイズの前に、固まりをリセットするストレッチや筋膜リリースをぜひ取り入れてみてください。

テニスボールを使った、寝たままできる腰の筋膜リリース


1.ヨガマットに仰向けに寝て、右の膝を曲げ、両手で抱えて胸に近づけます。

ステップ1
STEP1

2.体を左に倒します。腰骨の位置に膝がくるようにしましょう。

Step2
STEP2.3

3.右手でテニスボールを持ち、右側の背骨の外側、骨盤の上付近をテニスボールで押します。そのまま曲げた右膝を胸の方へ上げて、下げる。これを10回繰り返します。次に、同じ姿勢のまま、10回膝の曲げ伸ばしを行いましょう。反対向きになり、1〜3を繰り返します。

Step3
テニスボールを当てる位置は、骨盤の上・背骨の外側。やや強めに押すといいでしょう。

 

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miyuki

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ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。



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