頑固なガチガチ股関節を柔らかく!椅子を使った3つの【股関節ほぐし】とは
股関節の硬さをなんとかしたいけれど、運動不足だったり体が硬くてしっかり動くのは不安を抱える人も多いですよね。今回は、椅子を使って無理なく股関節の硬さを改善する方法をお伝えします。
股関節が硬い・詰まるとどんな悪影響がある?
股関節が硬かったり、詰まり感があったりすると、どのような不調が生じやすいのでしょうか?
・腰痛
・膝痛
・全身の歪み
・太りやすい
・むくみ
・冷え
・疲れやすい
・反り腰
・猫背
・X脚、O脚
・お尻が垂れる などなど
いかがでしょうか?当てはまるものはありましたか?
股関節がほぐれるメリットとは?
それでは、股関節がほぐれることで私たちの体にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
・血行が良くなることで冷え改善
・リンパの流れ改善によるデトックス効果
・姿勢改善
・代謝が良くなる
・腰痛や膝痛の軽減や予防
・ヒップアップ効果
・美脚効果
・骨盤まわりが整うことでホルモンバランスが整う などなど
股関節がほぐれることでこれだけのメリットが期待できますので、股関節が硬いと感じていたら少しでもほぐすことをお勧めします。
椅子を使った股関節ほぐし3選
股関節をほぐしたいと感じても、股関節ほぐしは運動不足の方にとってはハードルが高く感じるかもしれません。そんな方には、椅子を使うことでほぐしやすくなりますので、まずは椅子を使った方法でほぐしてみましょう。
1. 股関節の外側ストレッチ
1. 椅子に座り、右足首を左太ももの上に乗せます。
2. 右手で右膝を押さえ、左手はお尻の後に着き、左後ろを見て、3〜5呼吸キープします。
3. 反対側も同様に行いましょう。
2. 股関節の前側ストレッチ
1. 右足が前、左足が後になるように椅子を跨いで前後に開脚します。
2. 右足は、踵の上に膝がくるように踏み込み、左足は踵を寝かせます。この時、痛みがあれば前足は踏み込みを緩め、後足は爪先を立てます。
3. 吸いながら両手を上に伸ばし、吐きながら足の裏で床を押し出します。3〜5呼吸キープします。
4. 反対側も同様に行いましょう。
3. 股関節の内側ストレッチ
1. 椅子に軽く座り、両足を左右に開き、爪先を外向きにします。
2. 両手を膝の内側に置き、手で膝を内側から外側へと押し出しながら3〜5呼吸キープします。背中が丸まりやすいので注意しましょう。
動画を見ながら一連の動きを試してみましょう
それでは、以下の動画を見ながら一緒に動いてみましょう。動画と一緒に丁寧に動いていくことで一人で行うよりもしっかりとストレッチすることができます。週に2〜3回のペースで行うことをお勧めします。
AUTHOR
磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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