【あなたの肩甲骨の状態は?】硬いと肩こりや腰痛の原因に!肩甲骨の動きチェックテスト
肩が上がりにくい、腕を回しにくい...。肩甲骨まわりが硬くこわばり可動域が狭くなると、ヨガ中に上半身のアライメントが崩れやすくなるばかりでなく、日常動作もとりにくくなります。そこで肩甲骨をしなやかに動かすための方法を伝授!
肩甲骨を支える筋肉の柔軟性が可動域拡大のカギ
背中の上部に左右対称に位置する肩甲骨は、鎖骨と上腕骨を介して体幹とつながっています。
「肩甲骨そのものは羽のように背中から浮いた状態で、三角筋や広背筋など多くの筋肉に支えられています」と梅澤先生。
肩甲骨の動きは本来、上げる・下げる・寄せる・開く・外側回転・内側回転の6方向。ところが、パソコンやスマホに向かい、長時間前かがみの姿勢を続けている現代人は肩甲骨の動きが偏り、周囲の筋肉がこり固まった状態に。
「その結果、肩こりや腰痛などの不調を招き、ヨガではバランスやツイストポーズに悪影響を及ぼすことに。肩甲骨の動きをよくするには周囲の筋肉を柔軟にすることが大事。そのためにも、まずは肩甲骨の現状を把握しましょう」
こんなに羽=肩甲骨が出るのが理想★
肩甲骨の動きチェックテスト
背中で組んだ手が60度以上上がる?
60度以下は肩甲骨まわりが硬く、肩が前に入る傾向に。
肩甲骨の端をつまめる?
背中側の筋肉がこわばっているとつまみにくい。
肩の高さを変えずに120度以上腕が上がる?
肩甲骨から動かせないと上腕が120度以上上がらない。
腰を反らずに肩を壁につけられる?
壁に肩がつかないのは前肩の姿勢になっているサイン。
上腕をつけたまま腕が上がる?
背面の筋肉がこわばると肩甲骨の動きを制限し、上がりにくい。
ガルーダーサナの手が組める?
肘が重ならず、組みづらいのは脇〜背中の筋緊張が原因。
花柄のレギンス¥12,650、オールインワン¥18,700/すべてチャコット・バランス(チャコットお客さま相談室 0120-155-653)
その他/梅澤先生私物
教えてくれたのは...梅澤友里香先生
ヨガティーチャー、ウェルネスライフアドバイザー、モデル。studio MINAKAディレクター。わかりやすい指導と親しみやすい人柄で幅広い世代にファンを持ち、多方面で活躍中。
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