POSE & BODY
「よく眠れるはず、と期待していたのに…」夜にヨガをして眠れなくなるのはなぜ?夜避けるべきポーズは
広告
夜に避けたいヨガポーズ
日中のPC、スマホ利用で丸くなった背中を伸ばそうとしてその反対の動きをする後屈のポーズで選んでいませんか?ラクダのポーズや上向きの犬のポーズといった胸を大きく開くポーズは交感神経を刺激してしまうため、普段やり慣れていたとしても夜は避けましょう。
夜におすすめのヨガポーズ
副交感神経の働きを高めるには前屈系のポーズがおすすめです。上半身を深く倒せなかったり、ももの裏がつらい場合は膝を曲げたり、クッションなどを使って上半身を支えても大丈夫です。自分のやりやすい方法を選びましょう。また、やさしいねじりのポーズも背骨周辺を通る自律神経の働きを促すため、交感神経と副交感神経のバランスを整える効果が期待できます。どのポーズでも体を脱力させて呼吸をゆったりすることを忘れずに。
ポーズ以外に気をつけたいこと
スマホやタブレットの画面を見ながらヨガをすることも眠れない原因になっているかもしれません。端末からのブルーライトによる刺激で覚醒されてしまい、せっかくヨガで体の緊張が取れてゆるんでも心の緊張状態を作ってしまいます。画面を見ながらでないとポーズの順番がわからない、何をしたらいいのかわからないという人は、ポーズを選んで自分ひとりでできるようにするのも一つの方法です。ポーズの数にこだわらなくても大丈夫です。
心と体をゆったりとさせて気持ち良く眠れるように、夜のヨガではこうした点に気をつけてみてください。
広告
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く