LIFESTYLE
婦人科検診の痛みや不快感を減らすために知っておきたい2つのこと|産婦人科医に聞いた
広告
検査内容を把握&希望を伝えることで不安を解消
――年齢を重ねても婦人科検診の重要さは変わらないということですね。では、最後に婦人科検診を受診する際のポイントを改めて教えてください。
犬飼先生:普段見せないところを見せるという羞恥心、そして、どんな検査をするのか分からないという恐怖心。婦人科検診で痛みを感じる精神的な原因は、このふたつだと思います。それを和らげるためにも、どういう検査をしているのかを事前に調べることをおすすめします。
それに加えて、検査の際には不安に思っている、怖いということを伝えていただくこと。問診票の空いているところに書いてもいいですし、検査台が上がるときにひと言、「怖いです」と伝えてもらうだけでも、検査する側としては「今からこういうことをしますね」という声かけを多くするなど、配慮ができると思います。我慢した結果、余計に力が入って検査がやりにくい、さらに時間がかかるといったことが防げますから。リラックスして受けられるように、その気持ちや希望を伝えてみてください。
教えてくれたのは…犬飼加奈先生
春木レディースクリニック 産婦人科専門医。藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)医学部卒業。医療法人豊田会刈谷豊田総合病院 産婦人科や社会医療法人阪南福祉医療センター阪南中央病院(産婦人科)などを経て、同院に。診療における対話を重視し、治療に伴う患者の心と体の負担を最大限減らせるよう常に心掛けている。
広告
AUTHOR
ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く