なぜ「昆虫食」に注目が!?次世代タンパク「コオロギ」を使ったプロテインバーが話題
畜産業による地球環境へのダメージが問題視されてる今、「昆虫食」に注目が集まっています。世界中で浸透しつつある昆虫食は、日本でも広がりを見せています。
なぜ今、「昆虫食」が注目されているのか
2030年には世界の人口は90億人になると言われ、食肉消費量も急速に増加しているのを知っていますか。何億頭もの家畜を飼育するためには、広大な敷地と大量の飼料が必要になり、そこから森林破壊や環境汚染につながる恐れもあります。ふん尿の処理には有害な物質も発生します。大量の食肉ロスが生まれ、タンパク質の過剰消費は脂肪過多による健康被害を引き起こすリスクも孕んでいます。
これらのことを背景に、食糧問題の解決策のひとつとして国際連合食糧農業機関(FAO)が提案したのが「昆虫食」です。
昆虫であれば、飼育に家畜ほど水や土地を必要としない・人間に伝染する病気のリスクが低い・魚や肉と比べてたタンパク質が良質で栄養価も高いといったメリットが挙げられます。さらに、採集もしやすく養殖する設備も低資本で可能であり、食材への加工もしやすいという経済的な利点もポイント。土地を持たなくても起業の機会を得られるため、途上国の抱える食糧不足にも役立つと言われています。
とはいえ、馴染みがない人には手を伸ばしにくいのが昆虫食。まずはスナック感覚で手軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。オススメは、フードテックブランド「INNOCECT」の新商品、「クリケットプロテインバー 」です。
「クリケットプロテインバー」の魅力
クリケットプロテインバーは、その名の通り「コオロギ」の粉末を使用したプロテインバー。その魅力をまとめました。
手軽にタンパク質や栄養素を摂取できる
口当たりが良く香ばしいクリケットプロテインバーは、1本に12gのタンパク質を含んでいます。1日に必要なタンパク質が成人男性で50g、女性で40gなので、これ1本で約3割を摂取できるというわけです。ほかにも亜鉛・鉄分・カルシウム・マグネシウム・ビタミンB12・オメガ3を豊富に含んでいるのもポイント。個包装されているので、オフィスやジムなど外出先にも持ち運びやすいですね。
地球と体に優しい成分だけを使用
「カラダと地球に優しい」をブランドコンセプトに掲げるクリケットプロテインバーは、人工甘味料・乳製品不使用、グルテンフリーで遺伝子組み換え食材も使われていません。また、動物性タンパク質を牛乳由来のホエイからコオロギタンパクへと切り替えているため、抗生剤やホルモン剤の不安もなく、安心して食べられます。
気軽に食べられるサスティナブルフードで、地球と体に優しさを
いかがでしたか? ヘルシーな植物性タンパク質には、実は必須アミノ酸をすべて賄うことができないという問題があります。動物性タンパク質をサスティナブルに取り入れられるのは、昆虫食の大きな魅力ですね。
近年はゲテモノ料理というイメージが強い昆虫食ですが、日本は昔から昆虫の種類が多い昆虫大国。各地方でイナゴや蜂の子、蚕さなぎ、セミなどが伝統食として食べられてきました。クリケットプロテインバーなら、昆虫の生々しいイメージが薄れて若い世代の方も気軽に食べられますよね。昆虫食のシェアが広がれば過剰な食肉の流通を抑えることができるかもしれません。まずは手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
参考:
内閣府「国際連合食糧農業機関(FAO)、食品及び飼料における昆虫類の役割に注目した報告書」
厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015」
AUTHOR
ヨガジャーナルオンライン編集部
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