【30秒揺れるだけの骨盤調整】骨盤のズレやゆがみを整えてくびれも作るシンプルエクササイズ
「骨盤調整」と聞くと、難しい動きが必要だと思うかもしれません。今回ご紹介するのは、「たった30秒!揺れるだけ」でも骨盤にアプロ―チすることができます。
骨盤のゆがみをチェックしてみよう!
腰痛や股関節痛を抱えている方は、骨盤のゆがみが原因になっているかもしれません。まずはご自身の骨盤の状態をチェックしてみましょう!
チェックポイント1:骨盤の前側の骨に触って、高さやふくらみ具合をチェック
おへそに手を当てて両サイドに開いていくと、突き出した骨にあたります。それが骨盤の前側。その骨に沿って脚の付け根に向かって縦に骨を触ることができるでしょう。両手で骨を触ってみましょう。左右の高さや、前後(どちらかが前に出ている)にズレを感じることはありませんか?ちょっとでも「あれ?右と左で何か違うかも」と感じたら、それは骨盤のゆがみかもしれません。
チェックポイント2:骨盤の後ろ側を触って、高さやふくらみ具合をチェック
ウエストの肉を手でつかむように手を腰に当てたら、そのまま後ろに少しスライドさせていくと、骨盤のへりをさわることができます。左右の高さや、どちらかが前に出ている、または後ろに出ているように感じるなどの差はありませんか?それだけでなく、腰回りの筋肉の硬さに左右の差も感じることができるでしょう。
脚を組んで座る癖がある方や、荷物をいつもどちらか一方の肩にかけることが多いという方。お子さんを片方の腰で支えることが多いという方も、骨盤の左右差は大きく感じられる可能性があります。
30秒揺れるだけの骨盤調整
ご自身の骨盤をゆっくりと観察するという機会もなかなかないと思います。触ってみた感覚はいかがでしたでしょうか?ちょっとでも左右差があると感じた方は、大きな痛みや不調につながってしまわないよう、日々のメンテナンスを行っていきましょう。動画に合わせて30秒揺れるだけ!見るだけだと簡単ですが、実際にやってみると…全然できない?という方も多いエクササイズです。ぜひお試しください。
やり方
1.足の裏を合わせて座る
2.手で、すねか膝あたりをおさえる
3.体を左右にゆすってお尻で歩き、体をかかとに近づけていく
4.前まできたら、今度は後ろにお尻で歩き、かかとと体を離していく
5.何回か繰り返す。慣れてきたらお尻を大きく動かす
お尻を大きく動かそうとすると、ウエストの横の筋肉(腹横筋)を縮める動きにもなるため、くびれ作りのエクササイズにもなります。逆に大きく動かせないのは、お腹周りが硬くなっている証拠。繰り返し行うことで、お尻や股関節、そしてお腹周りもほぐれてきます。
YouTubeで繰り返しチェックしたい方はこちら
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く