お腹と胸の位置が同じ人へ【50歳からのダイエット】加齢で突き出たお腹を凹ますための方法
50歳前後になると痩せにくく、逆に太りやすくなっていき、それを実感する人はたくさんいると思います。バストトップとお腹の位置が同じという悩みを持つ人も多いのではないでしょうか?今回は、その特徴とお腹を凹ませるための方法について紹介します。
突き出たお腹の正体は?
若い頃はくびれもあって痩せ型をキープできていたのに、歳を重ねたらお腹だけが大きくなってしまった…。気になるのはお腹だけなのに、食事制限すべき?それとも腹筋運動を頑張ればお腹だけ痩せさせることができる?そんな疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
お腹が突き出たように大きくなってしまうのは、腹部周辺に内臓脂肪が溜まってしまっているという理由が考えられます。一般的には男性にこの内臓脂肪型肥満が現れることが多いのですが、年齢を重ね代謝機能が低下すれば女性であっても内臓脂肪の蓄積からお腹が大きく突き出したような体型になってしまいます。
内臓脂肪の蓄積を防止しお腹をスッキリさせるには?
内臓脂肪の多い人は普段の食事量も多い傾向があり、食事内容の見直しと適度な運動で比較的早くお腹周りをスッキリさせることが可能です。毎食満足いくまで食べる習慣を見直し、腹八分目程度の量にしてみましょう。また、一食のうち、糖質や脂質ばかりを取りすぎないよう栄養のバランスにも注意しましょう。内臓脂肪は皮下脂肪よりも落としやすいため、食事内容の見直しだけでも変化が現れやすいです。
50歳以降は運動が大切!
50歳以降の人は食事だけでなく運動もしっかり行わなくてはなりません。なぜなら、年齢が上がるにつれ自然と筋肉が失われていくからです。健康的な生活を送るためには、何よりも筋肉は大事。ダイエットの視点から言えば、筋肉が失われていくことは代謝機能を低下させ燃えにくい体質になってしまい、体を冷やしたり脂肪が増えていったりしてしまいます。50歳以降は健康を維持するためのセルフケアとして運動を積極的に取り入れていきましょう。
具体的なアプローチ方法
食事
・お腹いっぱいになる手前でやめる
・炭水化物だけ、脂質だけの食事にしない
・食べる順番で炭水化物や脂質は最後のほうにする
・代謝を悪くするため朝食抜きなどの欠食はしない
・タンパク質を積極的にとる。ただし、蒸すなどして脂質をなるべく抑えた調理法を選ぶ
運動
・筋力低下を阻止するため、筋力を養えるような運動を積極的に行う
・体に負担がかかり過ぎるほどの激しいメニューは組まない
・週に一回だけまとめて運動するのではなく、1日おきくらいで生活の中に運動する習慣をつける
・お腹が気になるからとお腹だけ集中的にやるのではなく、全身の筋力維持のための運動をする
・程よくストレッチも行い、関節の柔軟性を維持する
食事の見直しと運動習慣で、内臓脂肪は変わっていきます。無理ない範囲で取り入れて、50歳からのボディメイクを叶えてください!
AUTHOR
君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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