環境問題に積極的に取り組むパタゴニア|ハワイ・ホノルルでフラッグシップストアをオープン
パタゴニアの取り組み③:フェアトレード
アパレル業界で働く人たちの賃金は世界最低水準であると言われています。それは発展途上国での危険な就労環境、女性労働者への過酷な労働、低賃金、長時間労働、雇用差別へと繋がっています。ファストファッションの台頭がこの問題をさらに悪化させているのが現状です。パタゴニアがホームページで配信しているこの動画を見ると、発展途上国のアパレル産業の労働環境にショックを受けるかも知れません。
パタゴニアはフェアトレードを実施し、労働者の賃金を補足し、彼らの生活をサポートしています。この取り組みで世界中の10カ国5万人以上の労働者に恩恵をもたらしてきました。今後はパタゴニアの衣類を作る全ての労働者が生活賃金を稼げることを目的として恒久的な方法を模索し続けています。
パタゴニアのビジョン
ウェブサイトからはパタゴニアがどのようにサステナブルビジネスを目指しているかの企業努力が事細かに記事にされています。環境問題、ゴミ問題、生態系保護、労働環境の保護、人権の向上など、この記事で紹介したこと以外にも世界中で起こっているさまざまな問題に取り組んでおり、将来のビジョンも掲げられています。
パタゴニアのような会社の企業理念に賛同して私たち自身の行動を変えていくことが、地球の環境改善につながっていくのです。
AUTHOR
寺岡早織
2003年からヨガを始め、その後ピラティスを始める。2010年BASIピラティスインストラクター資格(マット、マシン)を取得し、ピラティス指導を開始。結婚を機に2013年ハワイに移住し、その後もピラティス指導を続ける。2015年よりハワイでの日本人向けRYT200の解剖学講師を務める。2018年よりヨガ・ピラティスインストラクターに特化したプロフィール写真のカメラマンとしても活動を開始。趣味は絵を描くこと。 Instagram (ピラティスアカウント):@saori_pilates、Instagram(ハワイ写真アカウント):@saori_hi_photography
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く