股関節の柔軟性&体幹強化に!トカゲのポーズをより効かせるワンアクションは

 股関節の柔軟性&体幹強化に!トカゲのポーズをより効かせるワンアクションは
Adobe Stock
高木沙織
高木沙織
2021-05-04

いつものヨガポーズ。 それぞれに素晴らしく、心と身体に嬉しい効果が期待できますよね。ではそのポーズをベースにほんの少し動きをプラスすることで、さらなる効果が得られるとしたら?

広告

今回は、「トカゲのポーズ」にプラス1アクション!

「トカゲのポーズ」は股関節を前後に大きく開いて、身体を床と平行に保つポーズ。もともと股関節の柔軟性UPや体幹の強化に期待できるポーズなのですが、そこに動きをひとつ加えることでその強度が上がり、より高い効果を狙えるようになるのです。

それでは早速、ポーズを取ってみましょう。

「トカゲのポーズ」プラス1アクション

(1)四つ這いになる

takagisaori_0419_1

→手は肩幅、足は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつく

→腰が反りすぎないように、ヘソを引き上げる

(2)右足を大きく前に踏み込み、右手の外側につく

takagisaori_0419_2

→左のつま先は立てたまま

→背中が丸まらないようにスッと伸ばしておく

(3)左ひじ~右ひじの順に床につく

takagisaori_0419_3
takagisaori_0419_4

→腰が丸まりやすい方は、(2)のときに左ひざの位置をややうしろに下げてみるとよい

(4)左ひざを床から持ち上げ、太ももを引きあげる「トカゲのポーズ」

takagisaori_0419_5

→頭頂部から左足のかかとまでが一直線になるように

→左のかかとをうしろに突き出し、ひざの裏を伸ばす

<プラス1アクション>

ここで動きをプラスします。

(5)右ひざを外側に倒す~呼吸を5回繰り返す

takagisaori_0419_6
takagisaori_0419_7

→右足小指側の側面で支える

(6)右足の裏と左ひざを床につけて四つ這いに戻り、反対側も同様におこなう

「トカゲのポーズ」から股関節を外旋し、股関節まわりの流動性を高めるポーズを紹介しました。

身体の接地面が減ることで、体幹もより強化されやすくなります。「トカゲのポーズ」のあとに、セットでおこなってみてはいかがでしょうか。

※ 身体に痛みや違和感がある方は、無理におこなわないでください。

広告

AUTHOR

高木沙織

高木沙織

ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

takagisaori_0419_1
takagisaori_0419_2
takagisaori_0419_3
takagisaori_0419_4
takagisaori_0419_5
takagisaori_0419_6
takagisaori_0419_7