【自分に自信がないのはなぜ?】自分を信じることの本質と「自己受容のヒント」

 【自分に自信がないのはなぜ?】自分を信じることの本質と「自己受容のヒント」
karuko.ohino

「こうしなければいけない」ばかりにとらわれて、「こうしたい」という本来の心の声を無視し続けていませんか? チグハグだった頭と心を整えようと向き合ってきた大日野カルコさんが、自分とつながるために学んだ知識、役に立ったワークなどを漫画形式でご紹介していきます。

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自信を持ちたいハズなのに、つい「自信ない」って言っちゃう、周りと比べて落ち込んじゃう‥そんな方は多いのでないでしょうか? 自信って一体なんなんでしょう?わたしなりに掘り下げてみたいと思います。

自信は、大きく分けて2つに分かれると思うんです。例えば、この①と②

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①自称「自信ない」

「自信がある人」と聞くとどんなイメージがあるでしょうか?
容姿端麗で自分の意見をハッキリ主張して、周りと迎合せず、褒められら屈託なく受け取れる堂々としている感じ…メディアなどで刷り込まれたイメージがあり、謎にハードルが高いんです。だからか「自信ないけどなんかできちゃった、自分でもビックリ」スタンスの方が庶民的で愛される傾向があるように感じる。そう、「自信ない」って言っておいた方がムダに周りの反感を買わなくてすむ&できなかったときに自分が傷つくのを緩和できる「安全パイワード」の役割になるわけです。

②「今の自分じゃダメだ」といつも焦っている

「自信ない」と言える余裕すらないガチな方ですね。焦燥感、不安がベースになっていて自分に納得できていないから、疲れているのに休めず努力ばかりしようとする、人から褒められたとしても受け入れられない‥など「自分にたいし拭えない不足感、欠乏感を感じているのが状態」かと思います。

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つい「自信がない」って言っちゃうのは自分が傷つくリスクを無意識に減らしているかと思うのですが、ずっと言っていると本当に自分に欠乏感が出てくる危険性があります。どうしたら自信って持てるんでしょうか。

まずは自分を信じるってどういうことなのか。ガチの方を経験したわたしが思うのは「どんな自分のときもこれでいいんだって思えること」じゃないかなと思います。
バカボンのパパですね。自信は努力して得るものでもお金で買えるものでも主張するものでもなく、そっと内側から根付くものだと思います。じゃあ、どうやったら「こんな自分でいい」と根付くことができるのでしょうか。

メンタルコーチ坂本明日香さんの動画から共感したことを引用すると、それは自分の個性を知ることです。
じゃあ個性って何?→持って生まれた自分の気質(性格)・性質(感性)・体質の「型」を知ること‥と自分を掘り下げていくことが必要になりますが、ここで注意するのは、今のわたしを作っている「型」はたいがいがウソです。

もともとの気質や性質に、親や先生から言われ続けたこと、世間の固定概念などいろいろな外用的要因によって今のわたしの「型」=「思いこみ」が出来上がっている可能性が多いにあります。

なので②「自信がない」は、その「外用的要因で作られた型の服ばかり着ていて裸の自分が分からない=自分は誰なのかが分からない状態」とも言える。その思いこみの服を一枚一枚脱いでいくことが自分の素を知り自信につながるということです。

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理屈で分かってもムズカシイですよね。わたしの場合は「アラフォーはもう大人なんだから○○であるべき」の型の服を着まくって、「そうできていない自分」のレッテルを自分に貼り付けていました。

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どうやってその型の服を脱ぐことができたかというと、ホットヨガで思考を止める習慣を作れたことがキッカケでした。

思考をやめるとそこには「前向きでも後ろ向きでもない、社会的に何も成してない、なにもない自分」がポツンと残るんですが、これがすごく心が軽くて落ち着いてるんですよ。
この状態の心地よさを知ったときに、世間から刷り込まれた思いこみ・不足感などのネガティブな感情、感覚は「ただの憑き物」で取ることができるんだなって気づくことができたんです。その気付きこそが自信だったのです。

ネガティブがたまってきたらヨガで落とす。をくりかえしているうちに、「社会的に何も成せてなくても、心が軽くて落ち着いているのであればそれでいい」という心の在り方ができ、それができると、「情けなく親のスネをかじっていれる間に毎日できることを淡々としてこう」と思えるようになり、社会的活動ができるようになっていきました。そうして少しずつ自信を根付かせていったように思います。


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また何もない自分=素な自分で何を思うか感じるか考えるのか、、それを知るのが自信につながると思います。
そのためには、ニュースや周りの意見などは鵜呑みにせず、「世間は、○○さんはこう考えてるけど、わたしはどうなのかな?」と素の自分で考える前フリにする習慣をつけるといいように思います。

ちょっと長くなったのでわたしの意見をまとめると、まず自信は自意識ではない。なので①「周りと比べた自分」の保険がわりに「自信ないんです〜」とアピールをする必要はないと思います。

自信は、世間の常識や思いこみなどが剥がれた自分の素の個性を知ってこそ持てるもの、内側から根付くもの。
だから自分の掘り下げをして自分を知ることが自信につながる。ということです。

日本人は謙虚な方が多いと思うけど、なんとなくこう言ってる方が周りからも自身も安全だからと「自信ない〜」と口癖のように言うのは、謙虚とは違うと思います。内側から自信を培う人が少しでも増えたらいいなぁと個人的には思っています。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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AUTHOR

大日野カルコ

大日野カルコ

フリー漫画家。アラフォーでホットヨガを始めたこともあり、心身の健康、精神的なもの、目に見えないもの等が好きだと自覚し、少しずつ発信をはじめる。最近、アラフォー独女のオリジナル漫画発信はじめました。興味のある方はぜひのぞいてくださいね♪ ◆最新刊コミックエッセイ「意識低い系ヨガのススメ〜ヨガを始めたら自分を好きになれました」 ◆ameblo→アラフォー独女のやり直しLIFE〜ゴキゲンに生きたいね https://ameblo.jp/karuko2020/ ◆Instagram漫画→40代独女のゴキゲンくそ地味LIFE @karukoohino NEW ◆Instagram漫画→アラフォー独女は今日もそれなりに元気です @fumitokichan フォローよろしくお願いします。



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