【漫画】イライラしちゃうと反省…でもいつもポジティブでいなきゃダメ?「ポジティブ疲れ」のあなたへ

 【漫画】イライラしちゃうと反省…でもいつもポジティブでいなきゃダメ?「ポジティブ疲れ」のあなたへ

「こうしなければいけない」ばかりにとらわれて、「こうしたい」という本来の心の声を無視し続けていませんか? チグハグだった頭と心を整えようと向き合ってきた大日野カルコさんが、自分とつながるために学んだ知識、役に立ったワークなどを漫画形式でご紹介していきます。

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自己啓発系の本や動画、CMなどでよく出てくる「いつもポジティブに一生懸命がんばるあなたを応援します」みたいな雰囲気、あなたはどう感じますか?

耳なじみもいい、言われて悪い気はしない、世間体もいい、万能な愛されるノリですよね。

たしかにわたしもポジティブなときや、一生懸命がんばるときはあります。でも「たまに落ち込むことはあるけれどいつもポジティブで」みたいな「ポジティブでいる方がきっと良いよね感」に、正直歯痒く感じるときがあります。

「ポジティブでいる方がきっと良いよね感」がある方は、明るくて優しい印象があります。すばらしいし、誰だって不機嫌に接しられるより明るく優しく接しられた方が気分が良いです。

わたしが歯痒く感じるのは、ポジティブというと「明るく優しいイメージ」も勝手にくっついてるだけで「別にそうでなくてもいいのに」ってところです。

「ポジティブな人」=「明るくて優しくあってほしい」の願望イメージがポジティブのハードルを上げ、また窮屈にさせているところもあるんじゃないのかと思うのです。

ここからは個人的見解になるので、そういう考えもあるのだ程度でお読みください。

ポジティブを辞書で引くと、「積極的であるさま」と出てきます。(どこにも「明るいさま」とかは出てこない)本来ポジティブとは「自分の調子が出すやすい状態」なだけだと思います。そして自分の調子が出るタイミング、ペース、リズム具合は人それぞれ。

「ポジティブ(積極的)なとき」からポンと出た調子が、どうしようもなくズンと落ち込んだりグダグダして、上がったり下がったり速くなったり止まったり、その一連をまるっと「自分の調子を出している状態」だと思うんですね。

なのでポジティブは自分の調子の一部分であって、なにもそうでなければいけないものではないということ。ずっと積極的にいても、いられても疲れちゃいますよね。

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わたしはポジティブは「コロコロ変わって自然なこと」で「そういうもの」で「あってもなくてもどっちでもいいもの」なんだと思うんです。

なのに「明るくて優しいイメージ」が勝手に付いてしまったがために、なんとなく大人として、社会人として、そうした方がいいんじゃないか?→きっといいよね→ポジティブになれなかった‥→わたしはなんてダメなんだろう‥みたいな面倒くさいことも抱えるハメになるんだと思います。

なので今は「ポジティブモードのときがあっていい・コロコロ変わってもいいし、なくなってしまってもいい」

「ポジティブモードのときでも別に明るく優しくふるまおうとしなくてもいい」

「調子が出るときもあれば出ないときもあっていい」そのバイオリズムを知ることが「自分の調子がいい状態」

そこに着地することにしました。

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これは「ありのままの自分を受け入れる」と言い換えられるかもしれません。

「ポジティブでいる方がいいよね 」より「ポジティブモードになれたときはそれを目一杯愉しむ」くらいが窮屈じゃないポジティブでちょうどいいんじゃないかな〜と思います。もしポジティブになれなくて落ち込んでる方がいれば、なにか参考になればうれしいです。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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AUTHOR

大日野カルコ

大日野カルコ

フリー漫画家。アラフォーでホットヨガを始めたこともあり、心身の健康、精神的なもの、目に見えないもの等が好きだと自覚し、少しずつ発信をはじめる。最近、アラフォー独女のオリジナル漫画発信はじめました。興味のある方はぜひのぞいてくださいね♪ ◆最新刊コミックエッセイ「意識低い系ヨガのススメ〜ヨガを始めたら自分を好きになれました」 ◆ameblo→アラフォー独女のやり直しLIFE〜ゴキゲンに生きたいね https://ameblo.jp/karuko2020/ ◆Instagram漫画→40代独女のゴキゲンくそ地味LIFE @karukoohino NEW ◆Instagram漫画→アラフォー独女は今日もそれなりに元気です @fumitokichan フォローよろしくお願いします。



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