【働き方の多様性】歴5年の筆者が考えるフリーランスのメリットとデメリット

 【働き方の多様性】歴5年の筆者が考えるフリーランスのメリットとデメリット
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コロナ禍によりこれからの生き方や働き方を見直しているという方も少なくないかも知れません。今回は、フリーランサーとして働いて5年の筆者が感じるフリーランスで働くメリットとデメリットについてご紹介します。

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フリーランスって何?

Toa Heftiba
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『フリーランス』は、特定の企業や団体、組織に専従せずに仕事を請け負う人のこと。自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主です。日本では自由業または自由職業とも呼ばれています。

筆者は、フリーランサーとして働いて5年。日本そしてシンガポールで会社員として働いていましたが、出産後仕事に復帰するか否かを迷ったのち、フリーランスとして道を歩み始めました。

私がフリーランスに挑戦しようと思ったのは、フリーランスとして働いている人が自身の周りに多かったことが一番の理由です。もちろん会社員の方もたくさんいますが、海外ではフリーランスとして働くことはかな広く浸透しています。

すでに会社を退職していたこともあり、失うものは何もなかったということも大きかったですが「やってみないと分からない!」と、思い切ってチャレンジしました。周りからはきっとすぐに辞めるだろうと思われていたようですが、意外と私が楽しくやっていたのに驚く人もたくさんいました。

今では、フリーランスで働けて本当に幸せだと思っています。

フリーランスで働くメリット

Austin Distel
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時間や場所を問わない

フリーランスで働く一番のメリットは場所や時間を問わないということ。フレックス制度や裁量労働制をとっている会社でない限り、就業時間に従わなければいけません。

私の場合は、海外に住んでいていざというときに頼れる家族がいなかったこともあり、会社員として働くことに限界があると考えました。時間や働く場所が自由で調整できるので、もし子どもが学校を休まなくなってしまった時には時間を調整することができるのはとても助かります。

朝早くから働くこともできますし、夜に変更することもできます。時間や場所を自由に調整することができることは自分の集中力によっても仕事を調整することもできるんです。

稼働日数を自由に決められる

私の場合ですが、私の今の週の稼働日数は週3〜4日です。時間も1日3−4時間程度で回すようにしています。仕事と家庭、また自分の勉強の時間を考えた結果それが今の私のベストな稼働日数。もちろん、時期によっては週5や土日にも仕事をすることもありますが、基本的に自分でスケジュールは決定します。

案件や求人、一緒に働く人を選べる

会社員の場合は、基本的に会社の指示通りの職務に着手する必要があります。安定したお給料をもらっている以上、自分の興味や関心のあること以外にも関わらなければいけません。

フリーランスの場合は、案件や求人を自分で引き受けるか引き受けないか判断できるということはメリットです。また、会社内の余計な人間関係などストレスもないのがフリーランスのメリットです(もちろん、仕事相手の相性が合わないということは稀にありますが…)余計なストレスを最小限にすることで、仕事は効率的になります。

労働者のエコ意識が高まって地球にとってもサステナブル

フリーランスは、私たち働き手にとってサステナブルなだけでなく、地球にとってもサステナブルだと実感することが多いです。

まずは、電力消費削減。私個人でもそうですが、会社にいるときよりも自宅にいる時のほうが電力消費に敏感になります。我が家の財布から直接、電気代を支払っているのでそうなるのだと思いますが…なので、リモートワークは個人のエコ意識を高めるだけでなく、実際に地球の電力消費を抑える効果があると思っています。

また、ゴミ削減にもいくらか効果的だと考えます。特に自宅で仕事をし、自炊した場合、テイクアウトした時に比べて不要なゴミの排出を減らすことができるからです。

努力した分だけ成果が出る

自分が頑張った分だけ結果が出るのもフリーランスの醍醐味。時にフリーランスの仕事は楽だと考えられることもあるのですが、頑張らないと報酬には繋がりません。つまり、頑張った分だけ成果に繋がり、自分の価値を評価してもらえるのです。

フリーランスで働くデメリット

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働きすぎてしまうことも

努力した分だけ結果が出るので、時にフリーランスの人は働きすぎてしまうこともあります。私もフリーランスとして走り出したばかりの頃は、成果を出したいと思うあまり、週5日、朝から夕方、また子どもが寝た後、時に土日も仕事をするという時期もありました。

もちろん成果は出ましたが、働く時間を調整しないと体を壊してしまいます。

コミュニケーションが取りづらい

スカイプに、スラックやチャットワークなどビジネス上で便利な様々なコミュニケーションツールやグループウェアが普及しつつありますが、コミュニケーションのとりやすさは、Face to faceの方が断然しやすいのは確か。これについては今は、会社員の方もリモートワークをしている場合はそう変わらないかと思いますが…。

安定性は保証できない

会社員とフリーランスでは、保証がやはり違います。保険、手当て、ボーナスなどはありません。中にはある方もいるかもしれませんが、稀だと思います。また報酬も一定ではないため、毎月最低限の保証は自分で確保していかなくてはいけません。

努力しないと成果は出ない

楽をしては成果は決して出ません。安定性も企業に所属する方に比べてはないので、最低限暮らしていくためにもきちんとコミットしなくてはいけません。職種にもよるとは思いますが「週2−3日だけ働いて、あとは自由に暮らしたいから」という生半可な気持ちでいると、意外と報酬が少なかったりするので、そこは注意が必要です。

フリーランスはサステナブルな働き方

 Farrel Nobel
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フリーランスという働き方は、続けやすい=サステナブルな(持続可能な)働き方であると私は考えています。

私の場合は、子どもとの時間も、家事の時間も、自分の時間も、仕事の時間も、全てに力を注げるバランスがとれています。

コロナ禍によって、会社員であっても在宅ワークなどの働き方に変わり、場所を問わないで、また会社に縛られない働き方をしたいと考えを持つ人も増えたかも知れません。

ストレスが0ではありませんが、自分のベストがそのまま評価され働きがいのある働き方であることは間違いありません。

働き方は人それぞれで良いという時代。何事にも縛られないで自分らしい働き方ができる人が増えていきますように。

ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステイナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。

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