【在宅勤務】「いつまでも仕事をしてしまう症候群」を脱する方法
家で仕事をしている人こそ、仕事中毒に陥りやすいそう。家の中にいても迫ってくる「〜しなければ」から離れる方法をご紹介します。
在宅勤務やリモートワークの普及で、家で仕事をする人が増えました。在宅での仕事が多くなると陥りやすいのが、仕事中毒(ワーカホリック)。気づかないうちに仕事中毒になってしまい、気づいた頃には健康に影響が出てきてしまっていることも。
まずは自分がワーカホリックに陥っていないか気づくこと、そして、上手にオンオフを切り替える方法をお伝えします。
仕事中毒とはどんな状態?
仕事中毒=英語でワーカホリック。この用語は1971年に心理学者のウェインオーツによって最初に使用されました。
その定義は「生活をしていくための仕事なのに、私生活の多くを犠牲にして仕事をしてしまっている状態」のこと。
しかし長時間働いているからといってワーカホリックとは限られません。長時間仕事をしていても家に帰れば仕事のことは忘れて娯楽の時間を楽しめれば問題ないのです。
家に帰ってきても仕事をしてしまう、何かしていても「仕事をしなければ」という「〜しなければ症候群」に陥っているのがすなわちワーカホリックになっている状態です。
なぜ在宅勤務はワーカホリックに陥りやすい?
今までは職場へ出勤し、仕事に打ち込む。仕事を終えたら帰宅をし自分の時間、家族の時間と切り替えができました。しかし、それが在宅になると、仕事を終えるタイミングがないといつまでも仕事ができてしまう状況。
例えば…
やらなければいけないことを19時頃に思い出してしまった!
今まで職場へ出勤していた時は「明日早く出勤して仕事をすれば良い、今日は早く寝よう」と仕事のことはすんなり諦めることができました。ですが、在宅であれば今すぐにできてしまいます。同じように明日の朝すれば良いものなのに、できてしまう環境があると「〜しなければ」という言葉が何をしていても追いかけてきます。
「〜しなければ」ということは掘り出せばどんどん出てきてしまうもので、1つ終わらせたとしてもまた次の「〜しなければ」が生まれてきて永遠と脳内が仕事モードになってしまいます。
「しなければ症候群」を抱えたままでいると、いつの間にか頭も心も休めることが怖くなり、家族や自分の時間を楽しめなくなってしまう。そして自分のことをどんどんないがしろにしてしまい、いつの間にか体調を崩してしまうなんてことにもなりかねません。
もし現状でそうなってしまっている方、もしくはそうならないために下記の3つのことに気をつけてみてください。
(1)自分の定時を設定して定時を守る!
家という落ち着く環境は作業スピードが遅くなりやすかったり、帰る必要がないためにいつまでもだらだらと残業してしまいやすいです。そのため自分の中で定時を作り、定時で上がることを心がけましょう。
またお昼の休憩時間も決める。皆さんはご飯を食べながら仕事をしてしまっていませんか?ご飯を食べる時間が勿体無いと思っていても、最終的にはしっかり切り替えて作業をする方集中できて効率がよく早く終わることができるでしょう。
ご飯を食べる時は別室に行くか、場所を変えるなり仕事から離れられるような環境にするのも1つの手です。休憩時間もだらだら長引いてしまわないよう終わり時刻を決めておきましょう。
仕事に夢中になっている人は時間が作業の良し悪しを左右すると考える傾向がありますが、実際には仕事とをより短い時間でより効率的に行う方が良い仕事の方法なのです。
自分で時間制限を設定すると、作業効率が向上しやすいので定刻を目指してみてください。
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