「深く眠る」どうすれば?今日からできる3つのコツと眠るためのヨガ動画【疲労回復とヨガ#16】

 「深く眠る」どうすれば?今日からできる3つのコツと眠るためのヨガ動画【疲労回復とヨガ#16】
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井上敦子
井上敦子
2020-11-06

あなたは毎晩、深く眠れていますか?身体の疲れを回復する基本は睡眠にあります。安定した心を保つベースも、同じく睡眠にあります。睡眠は「時間」ももちろん大事ですが、「質のよさ」が最も重要。睡眠の質は、ちょっとした工夫で向上させることが出来ます。今回の【疲労回復とヨガ】では、ぐっすりと眠るための工夫をご紹介していきましょう。動画では椅子を使ったヨガを一緒に行いながら、深い眠りの準備をしていきます。こちらもあわせてぜひご覧下さい。

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深く眠るための3つのポイント

ぐっすりと眠るために日々心掛けたいポイントは、大きく分けて3つあります。

肉体的な緊張を解放してから眠ろう

眠る時に身体に緊張している箇所があると、その緊張が深い睡眠を妨げてしまうことに。緊張を解放するためのヨガやストレッチを、眠る前の日課にしてみましょう。特に背骨周り・背中のハリが強い状態は要注意です。背骨は身体の広範囲と結びついていていますし、背骨のゆがみや背中のハリは自律神経のバランスとも深く関わっています。

また、精神的な緊張が強い人ほど背中の緊張が強いという特徴も。精神的な緊張が気になる人は特に、眠る前に背骨をムービングさせる動きを行い背中全体の緊張を和らげてあげましょう。好みの香りのアロマオイルを使って、セルフマッサージを行うのも良いですね。

副交感神経(リラックスの神経)を優位に立たせる工夫を

心地よく眠りにつく秘訣は、副交感神経が優位になった状態でベッドに入ることです。ベッドに入ってから思考を静めようとしたり、気持ちを落ち着かせたりしようとするよりも、リラックスしてからベッドに入る方が熟睡しやすいので試してみて下さい。ベッドはあくまでも『眠る場所』なのだと脳に認識させることも、ぐっすりと眠るために出来る工夫の一つです。ベッドでスマホを見たり本を読んだりする習慣がある方は、ベッドを眠るためだけの場所に変えてみることも有効です。

副交感神経を優位にする具体的な方法はいくつかありますが、今回の動画では腹式呼吸をご紹介しています。座ったままでも簡単に行える方法ですので、日々の習慣にされてみると良いでしょう。

深く眠るための環境づくりを

外的な要因によって安眠が阻害されてしまうこともあります。光や音や香りといった五感に直接影響するものを、心地よく感じる環境に整えましょう。リラックス効果のあるアロマオイルを焚いたり、睡眠導入の音楽を流してみたり、肌に直接触れるパジャマなど好みの触感のものに変えたり。眠る環境を自分好みに整えながら、一番自分がリラックス出来る環境はどんな環境なのか?を探っていきましょう。ちなみに私は、毎日同じ睡眠導入の音楽を聴きながら眠りについています。自分なりの『眠るスイッチ』を設定してみるのもオススメの方法です。

睡眠の時間は、一日の終わりに安らぎ自分を慈しむ時間でもあります。一日頑張った自分を労わる気持ちを持ちながら、眠りに向かう工夫をしていけたら良いですね。

 

ライター/井上敦子
20代前半、心身のバランスを崩していた時期にヨガに出会い、不眠症をヨガで克服した経験を持つ。30代半ばに勤めていた大手企業を退社し、ヨガ講師に転身。現在は、『眠りのヨガ』と呼ばれるヨガニードラを、古典的な手法に加え最先端の欧米の手法も深く学びながらクラスを展開している。15年間の会社員生活の経験から、現代人の抱えやすいストレスをリリースするクラスを得意とし、導者養成講座・コラム執筆・アプリ監修・海外リトリート主催など幅広く活動中。Instagram:@yoga_atsuko.inoue

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