生理1~3日目のホットヨガは△! 生理前半のヨガで気を付けたいこと
3・ウエアも普段着も締め付けが少ないものを
生理中に締め付けが強いウエアや普段着を着ていると、血行不良や冷えが進行してそこから生理痛が重くなることも考えられます。下半身にピタッとフィットするレギンスはナプキンのズレが気になりにくくていいのですが、どうしてもお腹まわりが締め付けられてしまいますよね。生理中はむくみが出やすくなるので、いつもは問題なく履けているレギンスがキツく感じることもあるでしょう。
自宅で短時間のヨガをする程度であればまだしも、スタジオで1時間のレッスンとなると途中で脱ぐこともできませんし、人によっては気分が悪くなったりすることもあるかもしれないので“強すぎる”締め付けには気を付けて。最近ではウエスト部分にゴムが使われていないレギンスもあるのでチェックしてみるのもいいかもしれません。
そして意外と盲点なのが、行き帰りの服装。
レッスン中は締め付けの少ないウエアを着ていても、行き帰りの普段着の締め付けが強いというケースもあります。気温が下がるこれからの季節はサニタリーショーツの上にガードルやタイツを履き、その上にボトムスを着用する人が増えてきますが、これでは自分が思っている以上に締め付けが強くなっているかもしれません。
4・ダークカラーのボトムスとヨガラグがあると安心
最後は念のため……ですが、万が一経血が漏れてしまったとき、明るいカラーのボトムスよりもダークカラーのボトムスのほうが目立ちにくいでしょう。
ヨガマットを汚してしまわないかと心配な人は、ヨガラグを持って行きマットの上にサッと敷いておけば安心です。レッスン中はナプキンとタンポンの併用をすることで漏れの不安は減りますが、蒸れや衛生面での心配もありますので終了後はきちんと取り換えましょう。
生理前半にヨガをすることで楽になる人もいれば、ヨガどころではないという人もいます。
自分の体調をしっかりと把握したうえでおこなうことはもちろん、安心・安全に生理中のヨガと付き合っていきたいものです。
ライター/高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。産前産後ヨガインストラクター資格、Core Power Yoga CPY®、筋膜リリースヨガインストラクター資格を保有。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く