【手作り×自然療法】〇〇を煮出すだけでマスク肌荒れ・ニキビ・脱臭アイテムに早変わり!作り方は?
〜薬草の煮だし方と使い方〜
熊笹の茶葉を1Lのお湯で煮出すだけです。私は沸騰してから5分ぐらい煮出しています。薬草を煮出すときに森林浴のようなリラックスできる香りを楽しめます。
①使い方 まずはそのまま飲用として
血液浄化作用・抗菌作用・口臭や体臭の解消効果があるといわれています。熊笹はさわやかな清涼感のある香りです。カフェインレスなのでお子様でも安心して美味しく飲むことができます。
②使い方 入浴剤として
煮出したお茶をお風呂にそのままドボドボ入れます。体臭予防、アトピー改善効果があるといわれ、デリケートゾーンの痒みやムレなどの悩みケアとしてもおすすめです。赤ちゃんのおむつかぶれや、小さなお子様の湿疹など、熊笹茶を入れたお風呂で自然に改善したという例も多いそうです。
③使い方 化粧水として
コットンに煮出した熊笹茶を含ませ、肌荒れやニキビ、吹き出物の気になる部分にパッティングします。さっぱりとして気持ちいいです。
④使い方 電子レンジ内の臭いとりに
茶殻をお皿に乗せ、ラップをせずにそのまま電子レンジでチンします。電子レンジに残った料理の臭いがとれます。
⑤使い方 下駄箱や靴の臭いとりに
電子レンジで乾燥した茶殻をパックに入れて下駄箱や靴、タンスの脱臭としてサシェにできます。
⑥使い方 洗顔石けんとして
最後に、手づくりを楽しむ番外編として洗顔石けんづくりをご紹介します。
肌荒れを予防しニキビの元となるアクネ菌に働きかける洗顔石けんをつくります。ボディ用石けんとしてもデオドラント効果がありおすすめです。作り方は石けん素地(石けんの元)をレンジで溶かして煮出した薬草茶を少々配合します。冷蔵庫で固めて完成で、材料さえあれば忙しい時間にもぱっと作れます。
〜石けんの材料と用意するもの〜
① 石けん素地…グリセリンソープ(MPソープ)と言われるレンジで溶かすだけの石けん素地を用意します。手作り石けん材料のお店(オンラインショップ)などで購入することができます。できるだけ無添加で肌にやさしいものをおすすめします。今回使用したのは9.kyuu(キュウ)の「パーソナライズソープカミツレ」です。
② 煮出した熊笹茶 大さじ1杯
③ 精油(アロマエッセンシャルオイル)の「ティーツリー」「ペパーミント」「ユーカリ」など殺菌効果のあるものをお好みで使用
④ レンジ対応の耐熱容器
⑤ シリコン容器(紙コップでも可)。お弁当のシリコンカップやお菓子作りシリコン型など、作りたい石けんの大きさや形に合わせ選ぶと良いです。今回は9.kyuu(キュウ)の「ツクレルネコキット」の猫型シリコンを使用しました。
〜洗顔石けん作り方〜(1〜3)までの作業は3分ほど
1、①を耐熱容器(私はタッパーを使用)に石けんを切り、500Wのレンジで1分溶かします。湯煎でも溶けます。
2、煮出した熊笹茶を大さじ1杯いれます。
3、③を1の溶かした石けんに対し1%入れます。(今回は80gの石鹸に対し15滴)
4、お好きなシリコン型に流し込みます。
5、冷蔵庫で15分ほど固め、固まったら取り出して出来上がり。
洗顔石けんを作るというのはとても大変そうなイメージがありますが、熱で溶かすだけのグリセリンソープを使えば、チョコレートづくりのような感覚で簡単に作れます。
いかがでしたでしょうか。今回は薬草茶のたくさんの使い道、楽しみ方をご紹介しました。ぜひ薬草茶をフル活用してみてください。
ライター/菅野沙織
コスメブランディングコンサルタント / 9.kyuu producer 明治大学農学部卒業後、インド・モロッコなど旅をしながら世界の自然療法を学び、美容家として300アイテム以上の商品を世に送り出している。現在はエシカルでサスティナブルな化粧品開発の傍ら、大学や高校でビューティービジネスやSDGsについての講義を行なっている。また、講演会やラジオなどにも出演。アーユルヴェーダヨガインストラクター。小中学生の母。note:saori_sugeno、インスタ:@sugeno_9 (個人)、@9.kyuu(ブランド)
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