そのやり方でヨガの効果を得られている?モチベーションが上がってきた時こそ気をつけたい3つのこと

 そのやり方でヨガの効果を得られている?モチベーションが上がってきた時こそ気をつけたい3つのこと
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ヨガに慣れて楽しくなってくると、できるだけたくさんヨガをしたい!とモチベーションが上がりますが、そんな時にこそ気をつけておきたいことが。どんなことでしょうか?

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1.受けるクラスの数

スタジオでもオンラインでも一律料金で通い放題、受け放題といったオプションも多いヨガクラス。どうせなら元を取るために沢山受けよう、ついでにこの後のクラスも受けよう…など、詰め込むようにクラスを受けていませんか?自分では大丈夫だと思っていても体力や集中力を維持するのは難しいものです。集中して丁寧に体を動かせば1日1クラスだけでも十分です。量よりも質を優先させ、ヨガ後の心地よさを味わう時間を大切にしたり、心穏やかに過ごせるように日々の言動に気をつけるなどマットの外にいる時間にも気を配ってみましょう。1日に複数のクラスを受けたいと思ったらそれは何故なのかを一度考えて、ただ「数をこなす」だけにならないようにしましょう。

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2.ポーズをとっている時の意識の向けどころ

色々なポーズに慣れてくると、体がどう動いているのか、どこが気持ち良く伸びているのかをあまり意識せずに自動的に体を動かしてしまったり、動かしている体ではなく他のことに意識が向いたりすることも。

両腕を頭上に伸ばす時は指先まで意識を向けていますか?背骨をねじるポーズでは骨をひとつひとつ動かすようなつもりで丁寧に行っていますか?体にほんの少し意識を向けるだけで感じ方や動きにも変化があります。ヨガの最中は意識を体や呼吸に丁寧に向けて集中することを改めて心掛けてみましょう。

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3.時間帯

ヨガは時間帯を選ばずにできますが、いつでもどんなポーズでもOKというわけではありません。次のポイントを再確認しましょう。

なるべく空腹時に

ヨガの直前の食事を避けましょう…最初に聞いたことがあっても慣れてくると気にしなくなる、忘れる人もいるようです。動きが少なかったり、やさしいポーズが中心のヨガだとしても、満腹状態では四つん這いやうつ伏せでお腹が下に向いたり床についた時や、体を前屈させた時にも何となくお腹の重さを感じるものです。どうしても何かを食べる必要がある場合は少量にとどめ、満腹にしないように。空腹状態に近い方が体も動かしやすくなります。

時間帯に合ったポーズを

夜は就寝に向けて心も体もリラックスさせたいもの。そのためには日中に優位に活動している交感神経の働きを抑えることが大切です。その交感神経を活性化させてしまうのが後屈系のポーズ(上向きの弓のポーズ、ラクダのポーズなど)。後屈のポーズする元気があったとしても控え、副交感神経の働きを促す前屈系のポーズを取り入れたり、呼吸をいつも以上にゆっくりするようにしましょう。

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ヨガをする時間を増やすことは良いことですが、ただ時間を増やすだけではなくやり方に気をつけることでも効果をより感じることができます。細く長く続けられるようにするためにも、一度これらのことを見直してみてください。

ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラス(対面・オンライン)をしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指して活動中。Instagram:@kayoko_yo 

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