食欲のない朝やダイエットにおすすめ|スイカ+夏野菜で作る冷製スープ「ガスパチョ」の簡単レシピ
“飲むサラダ” 冷たいガスパチョで夏バテを防止しながら美しい体を目指しませんか?
"飲むサラダ"ガスパチョで食欲のない日も栄養補給
ガスパチョ(gaspacho)は、スペインやポルトガルなどで作られる冷製スープ。発祥はスペインのアンダルシア地方と言われています。冷やしておいたトマト、キュウリ、セロリなどお好みの野菜にガーリックやビネガーを加え、フードプロセッサーでピューレ状に。キリッと冷やした状態で頂く爽やかさは、身体が喜ぶ夏のご馳走です。多めに作った場合、翌日の方が味が馴染んで美味。カリカリに焼いたフランスパンを添えて召し上がれ。
材料(約6人分)
- スイカ…皮をむいて200グラムほど
- トマトピューレまたはトマトジュース…1缶
- お好みの野菜(ガスパチョに合うのはトマト・キュウリ・ピーマン・パプリカ・少量の玉ねぎ・ガーリックなど)…適量
- <A>レモン汁・塩(ピンク岩塩など)・オリーブオイル・ビネガー ※分量はお好みで調節してください
作り方
あらかじめ冷やしておいたスイカと野菜をカットし、トマトピューレ(またはトマトジュース)を加えてフードプロセッサーで攪拌する。裏ごしをすると、よりなめらかに。<A>を加え、味を整えて完成。器に盛り、オリーブオイルをまわしかけます。
夏の朝食や置き換えダイエットにもぴったり
夏野菜にスイカを加えたガスパチョは、蒸し暑い夏の救世主。夏バテにも効果がありますが、美容効果が期待できる素材がたっぷり入っているので、ヨガウェアを着ている時に「むくみをすっきりさせたい」と思った時にもぴったりです。
スイカには血液をサラサラにしてくれるシトルリンというアミノ酸が含まれているため、手足のむくみの改善効果が期待できます。また、美の大敵となる活性酸素を除去するリコピンは、この“赤いガスパチョ”のメインであるトマトとスイカの中に豊富に含まれています。レッドコンビで老化を撃退しましょう。
味はレモンや酢で整えますが、この二つに含まれるクエン酸は、疲労回復効果と、糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあります。スイカのガスパチョは、まさに美容食そのものです。
「暑くてもう料理したくない」そんな気分の時期には、多めに作って冷蔵庫に冷やしておくと便利です。朝一番に飲むのも良いですが、夕食をガスパチョだけにして、一食置き換えダイエットにしても◎。翌朝とてもスッキリします。是非お試しください。
ライター/栗尾モカ
漫画家 / コラムニスト 横浜育ち、シンガポール在住。美大デザイン科卒業後、国際線CAを経て出版社へ。人気女性fashion誌で10年、教育メディアで5年企画・執筆を担当。シンガポール移住後、女性向けメディアをローンチ。旅先のBali島でヨガに出逢ってから、心身を整えるライフワークとしてのヨガに魅了され、VYASA Yoga SingaporeのYoga Instructor Certificate Courseに毎日通学中。また、アーユルヴェーダを学んだインド人料理研究家から身体に効くspice&cookingを学んでいる。モダン&スタイリッシュ、女性の毎日が輝くようなアイデアを盛り込んだIndian culture bookを出版することを目標に、ヨガとcookingに励む日々を送っている。著書は『サロン・ド・勝負』(KADOKAWA)『女のネタ帖』(学研)など。
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