夏は内臓の冷えで"たるみ腹"になりやすい?すっきりお腹に効く簡単5分間ピラティス
夏も本番!冷たい飲み物を多く飲んだり、エアコンの空間にいる時間も長くなる季節。実は、夏に冷えやむくみでお腹がたぷたぷになっている方も多いのです。今回は、お腹の深層筋を動かすことにより冷えを解消し、気になる下っ腹のたぷたぷやパンツに乗る脇腹の浮き輪肉を撃退できる簡単ピラティスをご紹介します。
内蔵が冷える原因
内臓が冷える原因として考えられるのは以下の理由です。
1.冷たいの飲み物や食べ物を多く摂っている
2.エアコンの効いた空間に長時間いる
3.座っている時間が長い
4.ストレスや疲労の蓄積
5.運動不足
6.シャワーのみの生活
内臓の冷えから起こる症状
内臓が冷えることで起こり得る症状としては、以下のものが考えられます。
1.免疫力の低下
2.基礎代謝の低下
3.肌荒れ
4.血行不良
5.胃腸消化器の機能不調
6.脂肪の蓄積
7.肩こり、腰痛
8.女性ホルモンの乱れ
気が付かないうちに冷えが原因でお腹に脂肪を貯めやすくなってしまっていたり、体調不良を起こしてしまっているかもしれません。
私たちの体は筋肉を使うことで体が温まり、代謝UPに繋がっています。
腹部の深層筋は内臓の近くにあるため内側の腹筋群を動かせるエクササイズは冷えも改善されやすく、お腹の筋力UPに繋がることでたぷたぷお腹の解消にも効果的です。
お腹の深層筋を効率的に使うには
ポイントは骨盤の安定と体幹のコントロールです!
骨盤を安定させ、体幹をコントロールさせる為には腸腰筋が使われます(腸腰筋については、「ぽっこりお腹を凹ませる!腸腰筋を鍛える5分間の簡単ピラティス」のイラストをご覧ください。)
このエクササイズでは腹横筋や腹斜筋といったコルセット筋と言われる腹部の深層筋も使われるため、内側から腹部を支えている筋肉群を効率的に使うことができます。
腹部の深層筋を鍛えられるエクササイズですっきりお腹を目指しましょう!
ターゲットになる筋肉:
腹横筋、腸腰筋、股関節内転、外転筋群、腹斜筋
動画:冷えによるたるみ腹を解消するピラティス
Step1
ヨガマットまたは床に仰向けに寝る姿勢からスタート。
左右の骨盤の高さをそろえ、お腹を内側に凹ませ胸の方へ引き上げます。
お腹は内側に引き上げているので背中を膨らませるように胸式呼吸を行います。
右ひざを立て、腰骨の上に膝が来る角度に足を上げたらそこから膝下を伸ばします。
Step2
右脚が天井に向かって伸びたら、骨盤を安定させ左右の腰骨を動かさない様に足の付け根から内回しに回します。
鼻から吸って回し始め、口から吐きだしながら1周回します。
呼吸の深い方は吸って1周、吐きながら1周でもOK!
右脚を内回し4~8周行ったら外回しも4~8周回していきます。
これを左足も行います。
Point
脚のつけ根から脚を回してみましょう(マドラーでジュースをかき混ぜるようなイメージ)。
足首や膝が回らないように、脚は一本一体で、つま先で天井に円を描くようにイメージしてみましょう。
膝を伸ばした時にもも裏(ハムストリングス)のツッパリ感を感じる場合は膝を曲げて脚をつけ根から回します。
回数を重ねて前ももが張ってきた時も回している方の脚の膝を軽く曲げ、足の付け根(股関節)が主役で動かせるように意識します。
すっきりお腹へ!是非お試しください。
ライター/miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンスを学ぶ。ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は17年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル、レースクィーン、番組MCとして活動した経験もあり。Instagram:@miyuki3.3
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