自己肯定感は環境に左右される!自己肯定感の低下に気づく3つのコツ

 自己肯定感は環境に左右される!自己肯定感の低下に気づく3つのコツ
Adobe Stock
石上友梨
石上友梨
2020-05-21
広告

自己肯定感が下がっていることに気づく3つのコツ

自己肯定感の低下に気づくには、自分を客観的に見れるようになることが大切です。

1.日記をつける

まずは、日記をつけることです。頭の中で考えるのではなく、日記など目に見える形にすることで、距離が取れ、客観的になりやすくなります。また、日記などで感情を吐き出すことで、感情のコントロールにもつながります。

2.数値化する

次に、数値化することです。数値化すると、過去の自己肯定感と比較することができます。体温も定期的に測っていると、自分の平熱がわかり、平熱が分かることで微熱にと、対処行動を取ることができます。自己肯定感の低下に気づくためには、普段の自分はどれくらいなのか基準を知ることも大切です。

3.マインドフルネス

最後に、マインドフルネスです。マインドフルネスとは、今この瞬間に注意を向け、良し悪しを判断せずありのまま受け入れた状態のことです。マインドフルネス瞑想などを実践することで、自分の内面に目を向け、気づく力、客観的に見る力を養うことができます。

"イマココ"に意識を向けること

自己肯定感が下がっている時は大抵、過去の失敗や挫折に目が向いていたり、未来の不安について考えていることが多いです。考えが過去や未来に行っている時は、今の自分にしっかりと目が向けられていない状態です。自己肯定感は自分をありのまま認める力です。今の自分にしっかりと目を向けるところから、自己肯定感は持ち上がってきます。これから自己肯定感を高めようと思うならば、まずはスタート地点にしっかりと目を向けること、そして、ゴールを明確にすることも大切です。現実を見ることは時に怖さや不安を伴います。しかし、自分は今、どのような状態なのか、そして、自分はどうなりたいのか、どんな自分でいたのか、スタートとゴールを明確にすることも自己肯定感を高める一歩につながります。

ライター/石上友梨
臨床心理士/公認心理師 大学・大学院と心理学を学び、警視庁に入庁。職員のメンタルヘルス管理や、心理カウンセリング、スポーツ選手へのメンタルトレーニングなどを経験。ヨガや瞑想を本場で学ぶためインド・ネパールへ。全米ヨガアライアンス200取得。現在は認知行動療法をベースとした心理カウンセリング、セミナー講師、ライター、ヨガインストラクターなど、活動の幅を広げている。また、発達障害を支援する活動にも力を入れている。https://cbt-yoga.com

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2



RELATED関連記事