現役講師も過去に体験!「目元ひじき」etc. ホットヨガでの失敗あるある
常温ヨガとホットヨガ。レッスン前の準備も終了後の行動もちょっと異なりますよね。ホットヨガの場合はことさら、やるべきことがいくつかプラスされるためやや慌ただしくなりがち。それゆえ、余裕を持って臨まなくてはレッスン中に落ち着けなくなってしまうことだってあるのです。これは、現役ヨガ講師の筆者がインストラクターになる前に経験した失敗談。
タオルについた汗&ファンデーションにゲンナリ
ホットヨガのレッスンでは汗をたくさんかくため、基本的にはノーメイクがよいとされていますよね。特に、ファンデーションはしっかりと落としたい、もしくはその日は塗らずにスタジオに向かいたいところ。
だって、汗をかいたときにドロドロと崩れるじゃないですか。それをタオルで拭いたときの汚れといったら……。自分の汗とファンデーションだけれど、「うわ……」と引いてしまうほどです。薄茶色く汚れたタオルでその後も汗を拭き続けなくてはならないなんて……タオルを見るたびにゲンナリしてしまいますよね。
また、慌ててクレンジングをしても落としきれないこともあるので、レッスン前のスケジュールには余裕を持っておきファンデーションをしっかりとオフできるようにしたいものです。
フィルムタイプで目元にひじき
ノーメイクがいいのは分かるけれど、「せめてポイントメイクだけでも」。
ホットヨガでもアイメイクくらいはしておきたいと思っていた時期が筆者にもあります。ここで、汗に強いウォータープルーフタイプのマスカラを選べばよいのでしょうが、落とすのに手間がかかるからと「ぬるま湯でスルン」とオフできる“フィルムタイプ”のマスカラを選んだ結果……。高温多湿な室内でのヨガでも落ちてしまうことが判明(※ 個人の感想)。
普通のマスカラの場合、黒い涙のようにツーッと流れるように落ちると思うのですが、フィルムタイプはひじきのように落ちますので要注意です。液状ではなく固形物なので、こすって落としたものがどこかについてしまうのだから大変。気が気ではありません。
後で落とすのが面倒だなんて思わず、ウォータープルーフマスカラを選ぶべきだったと反省しました。
シャワーの取り合いでソワソワ
クラスの内容にもよりますが、レッスン後は頭からつま先まで汗をかいていることが多いのではないでしょうか。筆者もそう。その後の予定の有無にかかわらず、シャワーを浴びないと帰れないレベルでした。
そして、このシャワーがまぁ混むんですよね。というか、取り合い? “シャヴァーサナ”の時点からソワソワしている生徒さんもいるくらい。
筆者もレッスン後の汗だく状態でシャワー待ちをする時間はあまり好きではなかったので分かります。でも、こればかりは仕方がないんですよね。シャワールームの数には限りがあるから。
ただひとつ言いたいのは、レッスン最後のシャヴァ・アーサナをいかに心地よく過ごすか。これ、とても大事なことです。シャワーのことを考えてソワソワ・セカセカしてしまうと、そのレッスンで感じたことが薄まってしまうような気がしませんか?
汗を拭いたり水を飲んだりする、暖かいスタジオ内で軽めのストレッチをするなどしてからシャワールームに向かえば、待ち時間もそんなに長く感じないはず。
レッスン後もまた、スケジュールに余裕を持つと焦らずに済むでしょう。
ホットの環境でヨガができる。
この素晴らしい時間を焦りや準備不足によって、「落ち着けない時間」にしてしまうことのないようにしたいものですね。
ライター/高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。産前産後ヨガインストラクター資格、Core Power Yoga CPY®、筋膜リリースヨガインストラクター資格を保有。
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