つい怒ってしまった…後悔しないための自己肯定感を高める5つの習慣
怒りにとらわれない心を養う5つの習慣
怒りは我慢すればいいというわけではありません。ただこらえるだけだと心の中にその感情が残ったままで、ストレスから何も解放されていない状態だからです。何よりも、冷静さを保てる心を養う必要があります。その具体策について紹介します。
1.自分にいい影響を与えてくれる人と関わる
辛い、満たされないと感じたら、自分にいい影響を与えてくれるポジティブ思考な人の言葉を聞いてみましょう。近くにそういう人がいなければ、自分が元気をもらえるような本を読んでみるのもいいですし、SNSからそういう人を探してみるのでもいいと思います。気分が塞ぎ込んでいるときにポジティブ思考の人と関わることで気分がスッキリし、気持ちが楽になっていきます。
2.日ごろから自分の良いところ探しをしてみる
自己肯定感の低い人は、理想に届かない自分に劣等感を感じています。思う通りにならないとマイナス思考が生じやすいのです。自分に足りないものをあれこれ悔やんで悩むよりも、今ある自分の良さを見つけてみましょう。誰ひとり完璧な人間などいません。他人にはないあなただけの良さというものは必ずあるはず。その部分を自分で認めて、褒めてあげましょう。自分の価値を自分の中で高めていくことで、ネガティブな思考に縛られなくなります。
3.人からの悪い批評は一意見としてとらえる
相手の考え方が自分と合わないと感じることもあるかと思います。しかし、ひとりひとり物事の考え方は異なるもの。意見が合わずでもお互い適度な距離感が保たれていればうまくやれるとは思いますが、相手から無視された、批判された、いい評価をもらえなかった、怒られた、など、相手のせいで嫌な思いになり、自分も反発し怒ってしまったりする場合もあるかもしれません。しかしそれだと余計事態が悪化してしまうだけ。感情的になる前に、ひとりひとり物事の考え方は違うことを思い出し、ただ単にこの人の一意見なだけ、この人はこういう考え方なだけと認識するにとどめ、ネガティブに捉えすぎないようにしましょう。
4.客観的に「気づく」練習をする
ネガティブな感情に支配されないためには、日ごろから物事を客観的に見つめる練習をしてみるといいでしょう。もしも悲しいと思うことがあったなら、それを「今自分は悲しんでいるのだな」と、自分自身を少し遠いところから見つめてみるのです。直接ネガティブ思考を打ち消すのに効果があるというわけではありませんが、この気づきの習慣によって日ごろ自分の中でわき起こる感情のパターンを知ることができます。そして客観的に物事を考えられるようになり、怒りが起こりそうな場面に出くわしても感情をうまくコントロールできるようになっていくでしょう。
5.自分の感動体験を積み重ねる
なかなか物事に感動しないという人もいると思いますが、少しずつでいいので心が躍るような経験をしてみましょう。たんなるストレス発散というわけではなく、たとえば自分が感動すると思える何かにチャレンジしてみたり、ワクワクするような計画を立ててみたり、好きな仲間とくだらない話で盛り上がってみたりするだけでもいいのです。心から笑顔でいられるそんな経験値が増えると、幸福感や自己肯定感も高まっていきます。
まとめ
怒りの感情に支配されてしまう原因には、根底に悲しみなどのネガティブな感情がありました。それには自己肯定感の低いことが大きく関わっていました。自己肯定感を高めることにより、日常に幸福感や満足感が感じられるようになれば心の鎧もとれて怒りに支配されることもなくなっていきます。そのためにも、上記の方法などで自己肯定感を高め、人生をもっと幸福なものに変えていきましょう!
ライター/君嶋瑠里
2017年綿本彰氏に師事。2018年指導者養成講座を修了しヨガインストラクターになる。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。現在ピラティス指導者資格のための勉強中。2018年日本ヨーガ瞑想協会講師登録。2019年全米ヨガアライアンスRYT200取得。ヨガスタジオ、ホットヨガスタジオ、スポーツクラブ、公共施設にて指導。
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