コロナウイルス肺炎とどう向き合っていくか|今あなたができることを考えてみよう
日本各地そして世界中で感染拡大している「コロナウイルス肺炎」。リモートワークや学校閉鎖、そしてマスクやトイレットペーパーの買い占めなど、連日「心がザワザワ」してしまうようなニュースが耳に入ってきます。ネガティブな時期は程度の差はありますが人生の中で何度も訪れるもの。そんな時期、どのように向き合い、持続可能な暮らしを維持していくかを考えてみましょう。
1. 事実を受け止める
生きていれば「良いこと」もあれば、自分を苦しめるような俗に言う「悪いこと」もたくさん起こります。
ウィルスが発生し世界各地で広がっているということは、誰にも変えることのできない事実。誰もが不安を抱えている時期ではありますが、事実を受け止めて「今」自分がどうするべきかということを考え行動することが大切。これから先は充分に変わっていく可能性がありますよね。
2. 「今」に集中
私たちの生きている世界では大きくわけて「過去」「現在(今)」「未来」という時間軸に分けられますが、多くの人が「過去」や「未来」に囚われています。過去の悲しい・辛い経験は今の怒りや悲しみになって、今の自分自身を苦しめ、まだ分からない未来は今の自分自身を不安にさせます。
過去に起こったコロナウイルスの発生から拡大を誰かのせいにして怒ること、また自分や周りの人々が感染してしまうかもしれないという未来への不安などの思考を持って今を生きるのではなく、「本当に考えべきこと」や「やるべきこと」に対して頭を働かせて「今」という一瞬一瞬に集中していけば時間はかかるかもしれませんが、良い結果に導いてくれるのではないでしょうか。
今あなたが「できること・すべきこと」と考えられるもの
- 手洗い、うがいの徹底
- 栄養バランスのとれた食事を摂る
- 充分な睡眠
- 人混みにはなるべく行かない
- 外出時はマスクを着用
- 体調が万全ではない時は休息をとる
- 周りに惑わされない(正確な情報だけを信じる)
- ウイルスの症状や特徴を知る
3. ストレスを手放すためのセルフケアの時間を持つ
忙しい現代人はストレス社会を生きてると言っても過言ではなく、もやは避けられないもの。ストレスと言うとどうも悪いように聞こえますが、ストレスは私たちに「活」を入れてくれるものでもあります。
ただし、過度なストレスはやはり手放し方を覚えるべき。人それぞれストレス解消法は異なりますが、ストレスの多い時期はより一層自分と向き合うセルフケアの時間をとるようにしましょう。自分のことを二の次にすることはおすすめできません。例えそれが一日5分でも自分を労る時間を持つことで、ストレスな多い時期も笑顔で過ごせる時間が多くなりますよ。
一日5分からできるおすすめセルフケア
- 瞑想の時間を持つ
- ジャーナリングをする
- ヨガのアーサナでリラックス効果の高いポーズをとる
- 音楽を聞く
- アロマを焚く
- 部屋の掃除をする
4. ネガティブな時期こそ自分が成長するチャンス
ネガティブな時期は、その原因や事実に囚われてしまいがちになります。繰り返しますが、生きている中では自分を幸せにしてくれるような出来事もあれば、自分をどん底へ突き落とすような出来事もあります。けれど、それは受け止め方の問題で充分に変わってきますよね。
音楽家の方の中には、自分が「失恋した時の方が良い曲が書ける」という方もいます。画家の方の中にも、自分が「辛い時期にキャンバスに向かった方が良い画が描ける」という方もいます。
ネガティブな時期こそ自分が成長するチャンスと考えることも大切。
5. 必要以上を求めない
「良い暮らしをしたい」「安全に暮らしたい」そんな願いや希望は誰でも持っていること。夢や希望を持って生きていくことはとても素敵なことです。ただし、時に自分が求めていることが現実となっていないことが落胆へと繋がることも。
「足るを知る者は富む」というように、必要以上求めないこと、今現在自分の置かれている状況に満足することで、余計な感情や思考にも惑わされりこと少なくなります。
気づきを深めて多くの人が持続可能な暮らしを実現できるように
自分一人でできることは小さいことかもしれません。それでも一人でも多く人が今自分でできることを実践し、前へ向かっていこうというマインドを持つことで充分に変わっていくはず。自分そして周りの方への気遣いや配慮を持って今のこの時期を乗り越えていけますように。
ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステイナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。
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