「あれもこれも、欲しい...」欲求と上手に付き合う方法|ヨガの精神に学ぶ

 「あれもこれも、欲しい...」欲求と上手に付き合う方法|ヨガの精神に学ぶ
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日本を代表するヨガ指導者であるケン・ハラクマ先生がすべてのヨギに贈る、心温まる言葉のギフト。今回は「欲求との付き合い方」について。

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思いと環境が整うと物事は進みやすい

個人の欲求と社会的常識の間でずれが生じて、最近、さまざまな問題がニュースになっています。今回は「欲求」との関わり方を考えてみましょう。

欲求は前に進む原動力なので、それを抱くのは悪いことではありません。日常を活性化させるためにも、やりたいことや手に入れたいものを自分に問いかけてみてください。

まわりとぶつからずに欲求を実現するには、自分の行動パターンを理解すると、改善点や対処法が見えてきます。欲求の内容によっても変わりますが、欲求が浮かんだときの行動パターンは「反対されても自分を貫く人」「まわりと折り合いをつけて進んでいく人」「欲求を抑え込んでしまう人」などに分かれます。あなたはどの行動パターンが多いですか。

また、欲求の実現は自分の力だけではなく、環境に左右されることも知っておいて。思いが強いだけでは叶わない場合もあり、思いと環境が整うと物事は進みやすいもの。

まわりが後押ししてくれる環境にあれば、挑戦しやすく実現する確率もアップします。否定的な意見が多ければ欲求自体を問題視してしまい、挑戦する前に手放してしまうことも。

理解者がいる恵まれた環境の人は、まわりの人に感謝することを忘れずに。欲求を抑えてなかなか実現できない人は、抑え込まれた環境のことを認識すれば人と比べて自分を責めなくなり、その状況の中でベストを尽くそうとポジティブな方向に意識転換できます。

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yoga Journal日本版Vol.56掲載



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まわりとぶつからずに欲求を実現するには?