首のつまり・前脚の辛さを解決「ねじった三角のポーズ」の攻略法

 首のつまり・前脚の辛さを解決「ねじった三角のポーズ」の攻略法
Nobuhiro Miyoshi (RELATION)

ポーズがなかなか上達しない、クラスの翌日に体が痛くなる、という人は、無意識に「力んで」いる可能性が。本来力を入れなくてもいいところで頑張ってしまってませんか?力みは首や肩、腰などがつまってポーズがとりにくくなるだけでなく、ケガの原因にも…。この企画では、力みを取るためのメソッドを、理学療法士でヨガインストラクターの中村尚人先生にお聞きします。今回は「ねじった三角のポーズ」の力みの取り方!

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ねじった三角のポーズで「力み」が生じるポイント

ねじった三角のポーズでやりがちなのは、以下の2つです。

1.ねじると首がつまる
2.体重がかかる前脚が疲れる

アライメントを保つのが難しいポーズです。三角のポーズはできていても、ねじったときに首がつまったり、前脚で頑張りすぎてしまいがち。注意するのは、背骨と骨盤。体を倒してねじったときでも、背骨と骨盤は真っすぐ保つことを意識して。

ねじった三角のポーズ|正しいアライメントがマスト⑦
photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)

解決法1:ねじると首がつまる時は、腕の高さを変えずにねじる

正しいねじりをマスターするために、まず立位で練習します。首をつめないように、頭を背骨の延長に伸ばし、胸からねじっていきます。腕の高さが変わらない範囲で行い、角度を覚えて。ポーズでは、それ以上にねじらないよう注意。

やり方

1.背骨を真っすぐ伸ばして立ち、頭頂を引き上げる。肩の高さで腕を広げ、水平位を保つ。両肩を引き下げて首を長く保つ。

ねじった三角のポーズ|正しいアライメントがマスト⑦
photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)

2.胸からねじっていく。骨盤を正面に向けたまま、腕の高さや角度が変わらない範囲までねじり、3~5秒キープ。左右5回ずつ。

ねじった三角のポーズ|正しいアライメントがマスト⑦
photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)

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photos by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
hair&make-up by Mayumi Tsuchiya(FIX-UP)
text by Yasuko Ito
yoga Journal日本版Vol.55掲載



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