忘年会シーズン到来!楽しく健康に酔える「お酒の飲み方」とは
ヨガ講師でアーユルヴェーダカウンセラーとしても活動するHIKARU先生に、アーユルヴェーダの知恵を借りて、日々を心地よく過ごすヒントを教えていただきます。今回のテーマは「お酒との付き合い方」について。
酒は飲んでも飲まれるな!飲み会を楽しく過ごすために
年末年始は、いつも以上にお酒を飲む機会が多いシーズンです。“酒は飲んでも飲まれるな”と言うことわざがあるように、扱い方を間違えたくないものです。今回は、お酒にはどのような性質があるのか、どのような付き合い方をすれば楽しいお酒になるのかを、アーユルヴェーダの観点から紹介します。
お酒のメリット・デメリット
アーユルヴェーダの古典書には、“お酒は疲れを取り除き、上機嫌をもたらす”という良い効果と、その反面 “酒に溺れると判断力、忍耐力、記憶力を喪失させる”という危険性があると語られています。そして何十種類ものお酒についても記載があり、多くは薬用酒として使われてきました。
通常の食物は口に入れると様々な消化の行程を経て吸収されますが、お酒は口に入れるとあっという間に体の隅々にまで行き渡り、その後に代謝されるので、“毒”と同じような性質も持っているとも考えられています。薬用酒は、薬草の成分がアルコールに抽出され保存もしやすく、薬効が素早く体内に行き渡るという、とても優秀な加工法なんですね。
お酒を飲む前に行いたいこと
アーユルヴェーダでは、お酒を飲むときには準備から始まります。
“沐浴(シャワーやお風呂)をして体を清潔にし、季節にふさわしい上質の洋服に着替えて、香水をつけ、色とりどりの宝飾品や花で着飾ります。そして、綺麗なカバーをかけた椅子やクッションなどのインテリアも用意し、金や銀、ガラス製の上質の器にお酒を入れておきます。見目麗しく、清楚で思いやりやもてなしの作法を心得ている若々しい異性にお酒を注いでもらい、友人や好きな人達と一緒にリラックスして上質のお酒を飲みましょう。”と。準備や環境を整えると、きっと楽しく有意義な時間となることでしょう。
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