POSE & BODY
「深く・まっすぐ」を理解できてる?勘違いしやすいヨガポーズのとり方
ヨガクラス中に聞く、ヨガ講師のポーズ説明(インストラクション)。言われた通りに体を動かそうと頑張っていたのが実は「やりすぎ」ということがあります。そのまま続けていると、心地よさを得られないだけでなく、けがや故障の原因にもなるので注意が必要。クラスでよく聞くインストラクションでの体の動かし方を一度確認してみましょう!
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1.「深く呼吸をしましょう」
呼吸はなめらかに、途中で止めないように…呼吸についてのインストラクションはクラス中に何度も聞くでしょう。「深く呼吸をしましょう」という声かけを意識しすぎるあまり、思いっきり息を吸ったり、勢いをつけて吐いてしまっていませんか?
「深く」と「一度にたくさん」は意味が異なります。勢いをつける呼吸は長くは続かず、心地よいものでもありません。ゆっくりと少しずつを心掛けましょう。
ポイント
・呼吸を急がず、最後まできちんと吐ききってから次の息を吸い始める。
・吸う息と吐く息を同じ長さに整える。
・難しければ心の中で数を数える。
2.「背筋を伸ばして姿勢を良くしましょう」
山のポーズ(ターダーサナ)や、あぐらをかいた時良く言われる声かけですが、「悪い姿勢=前かがみ」(イラスト左)を避けようとして、逆に肋骨を前にせり出すようにぴーんと背筋を伸ばしすぎる(イラスト中央)ことはありませんか?
この状態は骨盤が前傾している「反り腰」の状態で、あごも前に出てしまいがちです。反り腰のくせがつくと腰痛の原因になるなど、見た目以外の影響も出てきます。姿勢を整える時は以下のポイントに気をつけてみましょう。
ポイント
・尾骨を下に向ける。
・かかと、腰骨、肩が横から見た時に一直線になるように揃える。
・頭頂が真上を向くように顎の位置を整える。
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