むくみ解消で筋肉も柔らかく!循環力を高める「股関節体操」【まとめ】

 むくみ解消で筋肉も柔らかく!循環力を高める「股関節体操」【まとめ】
Nobuhiro Miyoshi (RELATION)

むくみは、体内に不要なものがたまっているサイン。血液が滞り、筋肉が硬くなると、体を動かしづらくなり、さらにむくんでしまいます。むくみを解消しないかぎり悪循環は繰り返され、体は硬くなる一方。スッキリ流して巡りを促すことで、筋肉の柔軟性を高めましょう!太い血管やリンパ節がある股関節まわりの筋肉を縮めて伸ばす「股関節体操」を、ヨガインストラクターの大友麻子先生が教えてくれました!

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「むくんだら即ケア」が柔軟な体をつくるコツ

「むくみを招く主な原因は、デスクワークなどで同じ姿勢をとり続け、体を動かさないこと」と大友麻子先生。体を動かさないと、重力の関係で下半身から上半身への巡りが滞ります。すると余分な水分や老廃物が回収されにくくなり、体にたまってむくみが生じるのです。

「むくみと硬さは関係がないように思えますが、むくみは体に不要なものがたまり、よどんだ状態。血流も滞り、筋肉が硬くなるのです。放っておくとむくみは悪化し、さらに硬くなることに。積極的に体を動かし、むくみを解消することが大切ですね」(大友先生)

股関節まわりへのアプローチが鍵

むくみ解消に有効なのが、太い血管やリンパ節がある股関節まわりの筋肉を縮めて伸ばす「股関節体操」。筋肉が血管に「圧」をかけて、たまった老廃物を「流す」ポンプのような作用をします。

「血流がグンと良くなり、むくみをスムーズに解消。同時に体が柔らかくなることを実感できます。即効性がある体操なので、ぜひ試してみて!」(大友先生)

巡りを促して筋肉を柔らかく「むくみ解消」で柔軟性をUP圧をかけて流す!「股関節」体操①
撮影をしながら股関節体操を行ったモデルの広瀬さん。体操の前後に脚のサイズを計るとふくらはぎが1cm減。太腿の間にも隙間が!/Photo by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

「股関節体操」4つのアプローチを実践

1.脚のむくみを解消

大きな筋肉を刺激して滞った血流を流します。記事を読む

photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)

2.動きの左右差を改善

股関節のゆがみを整えて血流ルートの詰まりを解消します。記事を読む

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3.足先の冷え・むくみを改善

脚の血管を強く加圧して末端まで血液を届けます。記事を読む

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4.腰まわりのだるさスッキリ

骨盤まわりまで血流を促してむくみにくい状態をキープ。記事を読む

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教えてくれたのは…大友麻子先生
ヨガインストラクター、ヒプノセラピスト。伝説のフリーダイバー、ジャック・マイヨール氏に感銘を受け、1995年頃から世界各地でヨガを学ぶ。現在は都内を中心に、さまざまな場所でヨガとボディワークを指導している。

モデルを務めてくれたのは…広瀬未花さん
モデル、タレントとしてTVやCM、雑誌などで活躍する傍ら、ヨギとしても活動。日本ヨガインストラクター協会認定資格2級取得。 朝日放送「朝だ!生です旅サラダ」の旅サラダガールズとしても活躍中。

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Photos by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)
Hair&make-up by Rika Imazeki(P-cott)
Text by Minako Noguchi
yoga Journal日本版Vol.67掲載



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