話し相手を不快にさせているかも...悪気はないのに嫌われる理由と解決法
嫌われポイントのヨガ的直し方
3つの嫌われポイント、思い当たるところはありましたか?これをしていたら嫌われそう!と思いつつ、自分もやってしまっていないかが心配になったあなたへ。3つの嫌われポイントのヨガ的直し方をお届けします。
アスティヤ(不盗)の哲学を意識する
「八支則」という8つのヨガの哲学の1番最初には、進んでやるべきことと、やらないように注意するべきことの2つが唄われています。やらないように注意すべきことの1つにある「アスティヤ」は、「不盗」という意味。盗まないという教えですが、その意味は、単に物を盗まないということだけではありません。前記の通り、相手の時間、相手の話、相手の言葉を盗むことも、アスティヤの教えに反することなのです。気づかぬうちに、相手の何かを盗んでしまってはいないでしょうか?
客観性を身につける
ヨガのポーズを練習すると、自分を俯瞰してみる客観性を養うことができます。例えば戦士のポーズ2では、前後に広げている後ろ側の手の角度が見えませんが、それを内側の感覚から観察したり、あたかも空から自分を見ているかのように観察したりしながら、ポーズを整えていきます。
内側と外側から、見えない(気づかない)部分に客観的視点を向ける練習が、コミュニケーションで「ついつい気づかぬうちにやってしまう」に気づく力を身につけるのに役立ちます。
ヨガでコミュニケーション上手に
ヨガのポーズを練習すれば、急にコミュニケーション上手になったり、社交的になったりするわけではありません。しかし、ヨガのポーズや哲学を学び、それを日常に活かそうと意識することで、確実にヨガがコミュニケーションを助けてくれるでしょう。今日から、今から、少しだけ相手の何かを盗んではいないか?気にしてみて。
ライター/伊藤香奈
ヨガインストラクター、ヨガライター、ヨガビジネスアドバイザー、会社員。ハワイで全米ヨガアライアンス200時間を取得後、ヨガマットブランドにて新規ヨガイベントの立ち上げや新人講師発掘オーディションのプロデュース責任者等を歴任。800人以上のインストラクターと出会い、現在ヨガ雑誌やイベントの第一線で活躍するインストラクターを数多く育成・輩出する。2017年に、ヨガインストラクターのビジネスサポートを行うコンサルタントとヨガライターの活動をスタート。現在はヨガライターの養成にも力を入れている。Instagram @itokana45
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