【30秒動画】脇のリンパをゴッソリ流す!腕のたるみ予防にもなるセルフケア
女性のためのヨガ(月経血コントロールヨガ)ではヨガのポーズの入る前のセルフケアにしっかり時間をとっています。体を動かす準備、伸ばす準備をしっかり行うことで、身体の硬い人でもりきみなくポーズに入りやすくなります。特に寒くなる季節は、徐々に身体をゆるめてしなやかに動かしていくことでぎっくり腰やぎっくり背中など怪我の予防にもつながります。今回はわきや腕の付け根をゆるめて、体側を伸ばすおなじみのセルフケアワークのポイントや効果をお伝えしていきます。
腕や体側をしなやかにするセルフケア
肩甲骨~脇にかけてや、二の腕、そして体側を気持ちよく伸ばします。
肩甲骨と肋骨の間や肩甲骨と脇の間をしなやかにしておくと、腕を使う際ポーズの際に安定し、力みにくくなります。
体側をゆるめておくことで呼吸も深まります。体側が硬いと、呼吸の際にお腹が過度に前側だけふくらむため、反り腰に。腰が立てられないため体幹がつぶれた状態になり、お腹が使いづらくなることも。
また、老廃物がたまると大きなリンパ節があるわき周辺が硬くなり、腕に力みやたるみがでやすくなります。さらに肌への悪影響も…。美容面においても、こまめに整えておきたい部位です。
東洋医学的な面から言うと、腕には腸に関するツボ、神経系や心にも関わりの深い経絡(ツボとツボをつなぐライン)が通っています。お腹の調子を整えたいときや、ストレスを感じるときなどにもおすすめのセルフケアです。
効果と目的
脇周辺をしなやかにして、肩関節の動きをよくし、腕の力みをとります。同時に体側も気持ちよく伸ばし呼吸を深めます。
やり方
1 片方の腕を上げ、肘を曲げ、頭の後ろ側に前腕を下ろします。
2 反対側の手で肘を持ち、軽く引きながらいつもよりもゆっくり呼吸してみましょう。
3 反対側も同様に行います。
動画をチェック!
ポイント
猫背になりやすい方は、すこし胸を張るようにし、頭が天井から吊られているイメージで行うと体側がしっかり伸びます。強く引きすぎず、痛くない範囲で行いましょう。
このセルフケアとあわせて、わきの下を軽く揉むようにマッサージしても◎。
教えてくれたのは…仁平美香先生
ヨガ講師(月経血コントロールヨガ、産後ママのためのメンテナンスヨガ、体軸ヨガ講師養成スクール講師)、セラピスト(内臓・骨盤底ケアforwomenなどのメニューを担当及び整体スクール講師)、栄養士。一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会理事。女性のためのヨガ協会代表。女性のためのイベントYOGAWOMANにて講師を担当する他、企画運営にも携わる。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等著書多数。雑誌・WEB等コラム監修も行う。
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