【20秒動画】胃もたれにも効く!柔らかい手首へ導く簡単セルフケア
ヨガインストラクター仁平美香先生による「女性のためのヨガ(月経血コントロールヨガ)」を動画で学ぶ連載コーナー。足先や頭部などの末端からゆるめて【力みのない姿勢】を作り、体のゆるめる・しまるのバランスを整えるヨガです。このヨガを続けると呼吸が深まり、骨盤底筋群などのインナーマッスルが働きやすくなるだけでなく、内臓も正しい位置に収まり、下腹部にある子宮など女性に大切な臓器を圧迫しない体に!今回はセルフケア方法をご紹介!
前腕と手首の内側をほぐすセルフケア
手首の硬さには個性があって、腕で身体を支えるポーズなどでついつい頑張りすぎて痛くなってしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?ヨガを行う時は、最初に手首を回したり、手のひらをグーパーの形にしたりして、しっかりゆるめてからポーズに入るようにしましょう。
今回紹介する動画のセルフケアも、ヨガの練習前におすすめです。腕の内側には胃腸や心臓、そしてこころに働きかけるツボや経絡もあります。ヨガの練習前に限らず、胃がもたれた時や元気が出ない時など日常のセルフケアとしても行ってみてくださいね。
効果と目的
手首や腕の内側を気持ちよくのばしてストレッチ。腕の内側のツボや経絡にもアプローチしてカラダとこころのケア。
やり方
1 椅子や床に座り、前腕の内側部分を軽くさすります。
2 指先を自分側に向けて手のひらをももに乗せます。
3 腕の内側の気持ちよい伸びを感じながら、5呼吸ほどゆっくり呼吸を続けます。
ポイント
手のひらがももにつかなくても気持ちよいと感じるところまででOKです。痛みのない範囲で無理なく行うようにしてください。ワークの前後で手首を回したり、手をグーパーしたりするワークも加えると更にゆるめる効果がアップします。
動画をチェック!
ポーズに入る前の手首をゆるめるという目的の他にも、東洋医学的な側面からお話すると、体にはいくつかのツボがあり、それをつなぐ線を経絡といいます。腕の内側には胃もたれ、胸やけ、つわりの症状などを緩和する内関(ないかん)や大陵(だいりょう)などいくつかツボがあり、それらいくつかをつなぐ【心包経しんぽうけい】という経絡が通っています。この【心包経】は名前にあるとおり、心臓にも関連が深いですが、心(感情)にも密接にかかわる経絡とされています。
ヨガの練習前だけでなく、胃がもたれているときや気持ちが高ぶって落ち着けたい時などにセルフケアとして行ってみてくださいね。
教えてくれたのは…仁平美香
ヨガ講師(月経血コントロールヨガ、産後ママのためのメンテナンスヨガ、体軸ヨガ講師養成スクール講師)、セラピスト(内臓・骨盤底ケアforwomenなどのメニューを担当及び整体スクール講師)、栄養士。一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会理事。女性のためのヨガ協会代表。女性のためのイベントYOGAWOMANにて講師を担当する他、企画運営にも携わる。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等著書多数。雑誌・WEB等コラム監修も行う。
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