願望は手放すことで実現する?自己実現を叶えるヨガ的行動パターンとは

ANGIE CAO

願いを叶えるために|今日から始めたい5つの行動

モチベーションを保ち続けるカギは、成長を遂げたいと望む気持ち

モリスのような人は多い。雑誌『Journal of Clinical Psychology』で発表されたスクラントン大学の研究によると、新年の決意をした45%のアメリカ人のうち、それを年の終わりまで持続できたのは8%だけだったという。だが同じ研究で、決意をした人は、同程度のモチベーションを持ってはいるが決意をしなかった人に較べて、目的を達成する確率が10倍以上高くなることも分かっており、決意そのものが問題なのではないことを示している。つまり、モリスが自分でも理解したように、そういう人たちには、成功のカギとなる他の何かが足りないわけだ。「モチベーションに欠け、1人だったから、次第に意欲がなくなってしまったの」。彼女は言う。「コミュニティとか、グループからのサポートみたいな感覚が全然なかったのよ」。 内からの動機と外からのサポートという、ものごとを達成に導くのに大切な要素は、何としてでもやり遂げようとする不屈の精神から得られるものではない。これは、古代のヨガ哲学においても、人間のモチベーションを調べた近年の神経学の研究においても同様に示されている。「resolve(決意する)」という言葉の語源は、実は「loosen(ゆるめる)」「untie(自由にする)」「release(解放する)」にある。こういったレンズを通して見ると、決意とは手放すことの1つの形であり、心の最も奥底にある願望を世界の中へと解放する手段なのだ。

Prop styling by Leila Nichols
Hand lettering by Leigh Wells
Translated by Yuko Altwasser
yoga Journal日本版 2016/4/5月号掲載

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