願望は手放すことで実現する?自己実現を叶えるヨガ的行動パターンとは

ANGIE CAO

願いを叶えるために|今日から始めたい5つの行動

では、決意を持続させるものは何かというと、それは単なる意志の力というよりは、成長を遂げたいと望む気持ちだ。『The Upside of Stress』の著者であるスタンフォード大学の健康心理学博士、ケリー・マクゴニガルによると、決意とは、自分の幸せは他の人の幸福と深く関わり合い、切り離すことができないと発見することによって持続するものだ。そして、そこから「自己を超えた」目標を持つようになる。ストレスを軽減する、よりよい仕事を見つける、といったありふれた目標は、一見自分のためのもののように見える。だが、深く掘り下げて考えると、そこにはもっと大きな目的がある。ストレスの軽減によってパートナーへの我慢強さが増したり、よりよい仕事を得ることが、子どもの大学費用を貯金できる、という意味にもなるのだ。志を育み、自己を超えたものとつながれば、やめたいという気持ちが起きてもそこから回復する力が強まる、とマクゴニガルは言う。「事実、決意に他者が関わっている時と、セルフイメージや自己意識に促されて目標を持つ時の脳の神経信号や活動パターンは異なっているのよ」とマクゴニガルは言う。自己という枠を超えた目標は、逃げるか闘うかという典型的なストレス反応を軽減し、守り絆を作ろうという反応を高めることによって、彼女の言うところの「勇気の相」が作り出される。ケアやつながりに特徴づけられるこれらの反応によって、体は脳内の報酬系、快楽中枢をコントロールする神経伝達物質、ドーパミンを放出する。その結果、モチベーションが高まって恐怖感は薄れ、理解力、直観、自己を制御する力が強まるのだ。

Prop styling by Leila Nichols
Hand lettering by Leigh Wells
Translated by Yuko Altwasser
yoga Journal日本版 2016/4/5月号掲載

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